やっぱりスーパーヒーローだったんだね ページ24
you side
ゆうたがあたしに話してくれたのは
あたしがこんな怪我を負うまでの出来事だった。
でもあたしは気になる事がひとつあった。
ゆうたが話そうとしない、
ゆうた自身の怪我の理由。
「…ねぇ、ゆうた」
ゆた「ん？」
「なんで怪我してるの、？」
ゆた「…転んだだけだよ」
「…嘘つきは嫌いです」
ゆた「…」
隣に座っているゆうたは黙り込んでしまった。
「さっき先生にも言ったんだけど…あたし記憶があんまりないんだよね。男に追われて捕まった所までは覚えてるんだけど、その後が全く記憶なくて。でも、今思い出した」
ゆた「？」
「…ゆうたの匂いがした、」
ゆた「、！？」
「ゆうたがあたしのそばにいた、それ思い出したの」
ゆた「…うん、」
「その後、いつも乗ってる車だって分かって安心して寝ちゃったんだけどね…」
ゆた「…まぁ、うん。俺が車に連れてったからね」
「…ゆうた、お願い。その怪我の理由は何？」
ゆた「…絶対自分責めんなよ、？」
「うん、努力する」
そしてゆうたは重そうな口を開いた。
ゆた「その男にやられた」
「っ…」
ゆた「Aを車に連れてった後、もしかしたら危ないかもって思って、俺は車の外で待機してた。そしたら男が来て…車にAがいる事気付いて。行かせないように俺が勝手に阻止して…そっからちょっとやりあって、みたいな」
「…」
ゆた「…でも別に俺の怪我を心配する必要ないから。俺が勝手にやったこｔ…」
「…っ、！」
あたしはゆうたに思わず抱きついた。
隣で話すゆうたの顔が
本当に何とも言えない顔だったから。
ゆた「おいっ…何っ」
「やっぱりっ…スーパーヒーローだったんだねっ…」
ゆた「え…」
「ごめんねっ…こんな怪我させてっ…」
ゆた「お前が謝る事じゃねーだろ、」
「でもごめんっ…」
ゆた「はぁ…A、ちょっとこっち見て」
「え、？」
ゆうたはあたしと向かい合って
あたしの頬に両手を添える。
ゆうたの顔にはガーゼや絆創膏が貼ってある。
そのゆうたの顔を見ていたら
目の奥がジーンと熱くなって
涙が溢れた。
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みぃたろ(プロフ) - あっちゃんがイケメンすぎて発狂しました😭 (2022年11月17日 4時) (
レス) @page36 id: bd24e743bd (このIDを非表示/違反報告)
ナポリタン(プロフ) - やっといつものような生活に戻ってゆたやまのやりとりが見れるのはガチ最高！うち的にはやまとの寝起きドッキリの時のゆたやまのやりとりが好き🫶 (2022年9月23日 13時) (レス) @page39 id: 9018b286e8 (このIDを非表示/違反報告)
ナポリタン(プロフ) - 久しぶりです！リクエスト受けてくださりありがとうございます！Twitterもフォローさせていただきます👍 (2022年9月21日 20時) (レス) @page32 id: 9018b286e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ナポリタンさん» ナポリタンさん！！ありがとうございます！全然書かせてください！やまとくんとゆうたくんのお話、書かせていただきます(^o^)私的には全然リクエストは長くても嬉しいです！ (2022年9月17日 20時) (レス) id: 086f2b8b84 (このIDを非表示/違反報告)
ナポリタン(プロフ) - 本当に更新お疲れ様です！🫰👍 (2022年9月17日 19時) (レス) id: 9018b286e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーすけ x他2人 | 作成日時：2022年9月9日 22時
