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硝子ちゃんが来てと言ったのだから此処に硝子ちゃんが居るだろうと思い、大きな声を出して彼女の名前を呼んだ。その時、直ぐ隣の教室でガタンと何かが倒れる様な音がした。



「…しょーこちゃん…?」



そっと音がした教室の扉の近くに寄れば中からガタガタと物音が聞こえた。扉に手をかけ、開けるよーと声をかけながら扉を開ければ、今朝見た綺麗に輝く青いソレと目が合った。



「…ぇ、」

「A、せんぱ…、」



頬を赤く染める五条クンと目が合ったのも一瞬の事で、私は彼の晒している下半身に目がいってしまった。股間辺りに五条クンの手が添えられておりギリギリ五条クンのごじょーくんが見えない。ギリギリセーフ、否、五条クンからしたらアウトだろうか。

五条クンは私の顔を、私は五条クンの股間を凝視するという空間で、五条クンが恐らくオカズにしていたのであろうそういう動画の中の女の人が甲高く上げる声だけが静かな空き教室に響いていた。



「……ゴメンね、何も見てないからね。」

「ちょっ…と待ったぁ!!待って先輩!ホント待って!!」



そっと教室の扉を閉めようとすれば、我に返った五条クンは出している下半身を隠そうともせずソレを握っていた方の手で閉まりそうになった扉を押さえた。そのせいでギリギリ見えていなかったソレが見えてしまった。

初めて見るソレに羞恥心と罪悪感に襲われ、思わず彼のソレを蹴ってしまう。服越しではないのでより的確に重傷を負わされたソレを両手で押さえる五条クンに咄嗟にゴメンと謝れば、いや、俺もすんません…と掠れた声で言われた。



「に、逃げないから取り敢えず下履こうね。」

「…あ"っ、」



着替えて貰う為に一度扉を閉めた。カチャカチャとベルトの音が扉越しに聞こえて、ヤバい事をしてる気分になる。私はそういう事に対して一才興味がなかったので後輩のそういう場面を見た時どう対処していいのか分からない。

顔合わせるの辛いなぁ、と思っていれば、入って、と五条クンの声が中から聞こえた。そっと扉を開ければ、顔を真っ赤にした五条クンが地面に座り込んでいた。一度私を見た五条クンはすぐに目を逸らして、自分の前に座る様に促す。


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キキョウ(プロフ) - いきなりすみません、他の作品のパスワードって教えてもらうことって可能ですか? (2022年7月21日 11時) (レス) id: b8a03f7fdd (このIDを非表示/違反報告)
muu(プロフ) - みなみかわ東。さん» いつもいつもコメントありがとうございます!こうしてみなみかわ東。さんにコメントを頂けてとても嬉しいです!この作品も宜しくお願いします! (2021年3月20日 21時) (レス) id: d72e1585a0 (このIDを非表示/違反報告)
みなみかわ東。(プロフ) - いつ見ても最高の作品ありがとうございます。いつも陰ながら応援させていただきます。 (2021年3月20日 21時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:muu | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2021年3月20日 21時

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