続く続く。 ページ6
？「おいシッマ！今度俺や！退けや！」
そう言いながら、小沢君の頭をぐっと右に押してひょこっと見えたのは臙脂色？のニット帽を被る男子だった。
その彼が私に目線を寄越し、
如月「俺、如月幸太(キサラギ コウタ)！よろしゅうな！」
あ、この声、放送で聞く声だ。
なんだっけ、あの放送の別名。
「あ！不人気放送！！」
如月「やめて！不人気ちゃうからっ！」
そう、あまりにも司会進行の人よりゲストが豪華すぎて、司会の人気がない事でこのあだ名になった。
？「あんたの特技あるん？」
いきなり頭上から話かけられ、勢いよく上を見ると、桜の太い枝に寝転がっている緑のパーカーを着た男の子だ。
驚きで口がパクパクして、彼に行った第一声は、
「危ないから降りなさいｯｯ！(汗」
彼はフードを深くかぶって瞳が見えないが、口を丸くし、ゲラゲラと笑いながらちゃんと降りてきた。
赤坂「ハーッwまさか怒られるとはwwアンタおもろいなwあ、オレ、赤坂咲(アカサカ サキ)ヨロシクなww」
こいつの笑い方腹立つなと思いながら、お昼ご飯を完食した。
野浜「で、ほかの奴らはどうした？」
彼も丁度本を読み終わったのか、閉じて東雲へ問いかけた。
東雲「ひとらんとオスマンはそれぞれの委員、ぺ神は休み、ロボロと兄さんは今日は食堂で食べるからとのこと。エミ氏は図書室。」
野浜「そうか。まぁ、いいか。そいつらにも後で報告すれば構わん。」
彼はヨイショと立ち上がり砂を払った。
わたしはここでやっと気になっていることを聞いた。
「ねぇ、さっきからいってるあだ名みたいなの何？」
野浜はあぁ、と言ってからニヤニヤ自信有り気にわらった。
野浜「俺がそれぞれにあった名前を付けたのだ。我々だけでしか呼びあわない名前だ。いいだろ？いいだろ？」
この男は随分と子供らしい1面があるな。
教室での雰囲気は息苦しささえ感じさせるが、今はそんな空気は一切ない。
「いいか悪いかは特に無いけど。それ。私のいる時に呼びあって良かったの？ばれちゃったじゃん。」
キョトンと彼はしたがスグにニタリとしてとんでもない一言を投下してきた。
野浜「何言ってるんだ。お前も我々の1員となるからに決まっているだろ。｣
今度は私がキョトンとする番だ。
野浜「海堂A。“我々”に入らないか？」
その一言は私の心にじんわりと響いた。
私は目で訴えた。
“メリットは？”
彼はそれを感じ取ったように一言。
野浜「お前に未知の世界を教えてやろう。」
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
