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濁ってる。 ページ36

ト「シャオさんは英語で、ゾムは現代社会で、大先生は数学でとっとるんよ。」

そこから時間を止めていたメンバー(シャオロン、ゾム)は勢いよく逃げ出した。

が、王がそれを許すわけはなく、トントンがシャオロンの首ねっこをつかみ、グルさんはゾムの足を引っかけて転ばせて肩に手を置いた。

グ「どうした?何かあったか?」


満面の笑みである。
楽しそうなのてはなく楽しいんだと理解するに充分である。
そして、シャオロンを捕まえたトントンも少し青筋の入った笑いを浮かべている。
その二人はぐったりとした様子である。



「鬱先生は逃げないんだね。」

いきなり声をかけたことに少しぴくりとしたが、すぐに彼はヘラ〜っとした顔でいう。

鬱「いやぁ、俺はまぁ、こいつらみたいに逃げてもグルさんが言ったことやからこうやって捕まるの目に見えてるしな。それに俺は体力量こいつらみたいなバケモンちゃうからな。ならはじめから諦めて従った方が楽ってもんやろ?」


「…そうかもね。」

こういう時、この人は本当に世渡り上手なのだと理解できる。
だからこんなに瞳が濁っても女の子が後ろを付いてくるのか、うん、羨ましくなんてないね。
女の子の相手はかなりしんどい。
この人は疲れないんだろうか。



「__じゃあ、欝先生の先生は私がやらしてもらおうかな。」




コトリ、今度は私が彼のボーンをボーンで回収する。


今度は全員がAにだけ視線を向け驚きを隠せないという安直な様子を見せている。

「良いかな、グルさん。」

王に許可を取ろう。
それが一番である。

グ「あー、言いたくはないが、その男はかなり手癖が悪いゾ?まぁ、だから、な、お前がやりたいと言うなら止めはしないが気分を悪くなるかもしれん。」


グルさんは私の過去の出来事でかなり気にしてくれているのだろう。
私は仕方ないと最後のひと押しをする。

「なんやそんなことか?かまへんかまへん。それにそんな余裕もない奴に自分が相手してやる訳ないやんけ。やめてくれやグルさん。」

ケロッと鼻で笑いながら言うと、彼はまるでプレゼントをもらった子供のように目を輝かせ笑顔した。
よし、許しが出た。

他のメンバーは私が関西弁を話し出したことと欝先生の相手をすることに目玉を出すほどに眼孔がん開きである。

鬱「えぇと、じゃ、よろしく頼むわ。」

何が何だかわかっていないこの人は頭をかいて首をかしげた。
この怪物の瞳の色が見たいという気持ちがよりいっそう強くなった。

さぁ!テスト頑張るぞ!→←王様の命令



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D(プロフ) - ルキさん» はい!実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです!ご質問ありがとうございます!よりよい話になるよう精進致します! (2019年6月20日 16時) (レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです!欝じゃなくて鬱ですよ…!わざとそうしてるのならすいません…! (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください! (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこ x他2人 | 作成日時:2017年4月15日 16時

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