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68 真実 ページ46

美「もう、終わらせようか。」



その言葉にほっとした。




美「もう貴方のいる世界にいるのが嫌なんだぁ〜
ねぇ、なんでかなぁ?
なんでこんな世界にいるのが嫌なのかなぁ?



あ〜、それは、アンタのせいか〜。
なるほどねぇ〜。」





ムカつく様な表情と喋り方。

“消えたら良いのはお前の方だ”と叫びたいのを
堪えた。




貴方のせいでどれほど人生が変わったか。
思い知らせてあげる。






何か武器になる物を取ろうとして、
ふと私のラケットが目についた。

取ろうと手を伸ばすと、ふと目の前から消えた。



アイツが汚い手で触っている。
テニスラケットは、テニス一筋で今までやってきた
私にとって、“命”のような物。








私の中で何かがプツンと切れた音がした。

A『触るな。
お前も紛いなりにテニスをやっていたから分かる
でしょ?!いい加減にして!!!』




美「ああ、そう。
そんな事言われても、言っても無駄よ。
消えてちょうだい。」




ガチャ


?「え、どうしたの?!
霞澤、来てやったけど、どうしてこんなことに
なってるの?
雅音、説明して。」



美「?!あんた、雅音だったの?!」



雅「そんなのも気づかないのね。
霞澤家も落ちぶれたものね。

姉さん(・・・)も気づいているはずなのに。
私を捨てたくせに。」



美「っ!」


無・有・A「?」





美「五月蝿いわね!
消えて!もうあんたなんて家族じゃないし!
消えて消えて消えて消えて消えて消えて!!!!!」



そう言って急に刃物を出して雅音に、、、











力がはいらない。



ねえさんと、おねえちゃんの、かおがかすむ。

むいちろうと、ゆういちろうの、かおがみえない。






雅「お姉ちゃん、、、、、
わたし、カナエさんとしのぶさんとお姉ちゃんの
妹じゃないの。」



A『?!どういう事?!
詳しく言って。』



お姉ちゃんが駆け寄ってきて、私の肩を揺さぶる。


でもね、この傷じゃもう無理だよ。





私が最期に伝えたい事、伝えるから。


前世では言えなかったこと。




雅「私、美冷の双子の妹なの。
私達と姉さん達のお母さんは姉妹で、
だから、私とお姉ちゃん達は従兄弟。
そして、私を突き落としたのは美冷姉さん。
ごめんね、疑って。」


A『そんな事ないよ!
もっと早く言って欲しかった。』



雅「忘れてたの。本当にごめんなさい。」




A『大丈夫だから。』

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♪kazune☆彡(プロフ) - minaさん» ポッキー出たら良いですね! (2021年11月18日 6時) (レス) id: 7c1ce86933 (このIDを非表示/違反報告)
mina - ポッキー!今日のおやつは何だろな〜 (2021年11月17日 17時) (レス) @page45 id: b59e02eebb (このIDを非表示/違反報告)
♪kazune☆彡(プロフ) - こえさくさん» 美味しいですよね。トマト味とかサラダ味とか色々な味があって、美味しいですよね。 (2021年11月15日 16時) (レス) @page45 id: 7c1ce86933 (このIDを非表示/違反報告)
こえさく - コメント失礼致します。私はプリッツ派です!! (2021年11月14日 0時) (レス) id: fcbbde9f9c (このIDを非表示/違反報告)
アマリス(プロフ) - ♪kazune☆彡さん» こちらこそお久しぶりです!すみません、仕事があったので気付きませんでした…。はい、リクエストと言ってもいいですよ! (2021年11月6日 17時) (レス) id: 7d0074fb6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:♪kazune☆彡 | 作成日時:2021年5月5日 21時

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