時透無一郎の許嫁 弐

　番外編２ ページ24

パンパンと鳴るクラッカーの音。

よく見れば部屋に誕生日おめでとうと書かれて旗が
かけられている。



そうか。
この為に二人とも早く帰ったんだ。


わだかまりがひとつ消え、スッキリした。





俺は恵まれているな、、、、







良い友達と、隣には大好きな人。






最高の誕生日だ。









言われた席に座ると、早速善逸がプレゼントを渡してきた。


開けてみると、手持ちタイプの扇風機だった。



パンを焼く時に暑くて困ってたんだよ。
嬉しいなぁ。





伊之助からは、シャープペンシル。
よく使うから嬉しい。








そして、、、、

A『はい、竈門先輩！』



そう言って手渡しされたプレゼント。
え？

忘れてたんじゃないのか？

でも、すっごく嬉しい。

中身は、俺が前世で着てた羽織の柄の缶の
ペンケース。



でも、ちょっとサイズが小さい。

A『これ、さっきトイレに行くって言った
時に買ったものです。
誕生日おめでとうございます。忘れていてすみませんでした。
もし良かったら、先輩のピアス入れにしてください。
似合うと思って。』


わあ！
嬉しい。

竈「一生大事にするよ。」

そう言うと笑顔で“気に入ってもらえて嬉しいです。”
と言う。




よし、決めた！
俺、結果はいどうなっても良いから、告白する！








ーーーーー
そして帰り際、
２人きりになれた。


竈「胡蝶さん。
ずっと前から好きでした。
俺と付き合って下さい。」


A『、、、ごめんなさい。
私は、恋愛感情というものが分からないんです。』


これは、、、、
振られたと、、いうことか、、、、、




でも、ハッキリ言わないから、俺にもまだチャンスがある。




今まで通りに先輩後輩としてよろしく！と言って、


軽い足取りで帰り道を歩く。









未だ挑戦は始まったばかりだ。


ーーーーーーーーーー
滑り込みの炭治郎の誕生日番外編。


炭治郎、誕生日おめでとう！

口調が難しくて、これ違うじゃん！って思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、ご了承ください。







ボツになってしまった炭治郎の夢主ちゃん告白。



お楽しみ頂けましたでしょうか？




by♪kazune☆彡

宣伝！→←　番外編（炭治郎の誕生日）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す