18 お見送り、からーの ページ18
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今日の朝ごはん担当はなぜか松村さんだったようで。
美味しくいただきました。トーストとポタージュ。
今日の仕事は雑誌のグラビアでお昼から。
こいつのせいで6時に起こされちって。
あと3時間は寝れたよ、と鋭い目線を送って見ても気づかない。
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北「ん、忘れ物ないよね?」
「知らないです。早く何処かへ行ってください」
北「朝から機嫌悪いね」
「あなたが隣にいたからね。」
あんま怒ってるとシワできるよ?と眉間のシワをトンッと触られてぶん殴ってやろうかと構えた拳を握りしめた。
お前のせいだよ、怒ってるのは。
ストレスゲージ100だわ。今までの平穏な日常を返してくれ。
北「じゃ、行くわ」
「ぜひ」
北「行ってきます」
松村さんが踵を返してドアを押した。
よし、もっかいねよ。
そう思ってソファーへ向かおうとして足を進めた時、もう一度ドアが開く音がした。
は?鍵閉めたよね私。
泥棒ではないか。てか早く行けよ仕事に。
めんどくさがりながらももう一度玄関のドアを開けた。
そこにはめっちゃ焦ってる松村さん。
北「忘れてた。はやく」
「は?なにを?」
北「あーもういい、俺からするし」
ちゅっと音を立てられて頰に違和感を感じた。
…………は?
疑問しかないです。え?
北「じゃ」
満足げに出て行く松村さんの胸ぐらをつかもうと思った手はまだだらりと力が抜けている。
なにされた?いま?
ほっぺにチュー。え?これ、え?なん、え、どういう時の行動?
つかいい年した奴らがほっぺにちゅー。あいたー…。
とか言ってる場合ではない。ただちに頰を洗わなければ。
ぱしゃっと冷たい水がかかってもまだ頰は火照っている。
なんで私照れてんの…!!
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ぽむりんこむ - 雨さん» それは間違えてるわけではないです笑 (2020年2月18日 18時) (レス) id: 29c2150e0f (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - 雨さん» そちらはわざとでございます。分かりにくくてすみません。 (2020年2月18日 18時) (レス) id: 29c2150e0f (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - 雨さん» すみません間違えてました! (2020年2月18日 18時) (レス) id: 29c2150e0f (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 何度も続けてのコメントですみません。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) (2020年2月16日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - またまた続けてのコメントですみません。 26告白の件は暗黙でよろしくて?のここの部分 てか、手。手。手。私手つないだことあんまないのよ。面識なさすぎじゃね異性と。 これ正しくは免疫なさすぎじゃね異性と。 ではないんでしょうか? (2020年2月16日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽむりんこむ | 作成日時:2019年11月10日 12時