第80話 ページ48
こうなったら仕方がない。確か人間は3日間何も食べなくても大丈夫だったはず。
いっそのこと食べることを我慢しよう。
A「すみません、ピーマンの匂いを嗅いだらお腹が一杯になっちゃって…。」
本当は「食欲が失せた」だけど。ピーマンが好きでも嫌いでもないごく普通の人が見ても食欲が失せるほどの量なのだ。
聖徳太子「ピーマンにはそのような効果があったのか…。今度私も試してみよう。」
その言葉を聞く限り、聖徳太子はどうやらピーマンが好物のようである。
A「ところで聖徳太子さん、貴方はどうして神様を恨んでいるのに神真予言書を『崇める』会なんですか？」
私が聖徳太子にそう聞くと、私の口元からやっとスプーンを離してくれた。
しかし、私は一応念のため手は口元に当てたままにしておいてはあるけど。
聖徳太子「神真予言書は、私たち意外にも信じている集団がいくつかある。
もし、神真予言書を侮辱することがあれば、その集団に潰されかねない。それだけだ。」
成る程…。つまり、聖徳太子達は神真予言書を崇めていないというわけか。
聖徳太子「だからといって私達が全員神真予言書を崇めていないというわけではない。」
A「どういうことですか？」
聖徳太子「崇めていないのは私だけだ。信者達はそのことを知らないがな。
そして…」
聖徳太子が一旦言葉を止めて私の方をどんよりした目で見た。そしてまた言葉を続ける。
聖徳太子「貴様ら真選組は私達のことを攘夷グループだと言っているがそれは違う。
私達は、攘夷を行なっているものの、神様の予言を阻止するのが本来の目的。
阻止することによって神様を困らせ、神の力をたくさん使わせて弱らせるためにな。
だから、攘夷志士がいなくなるという予言を阻止するために攘夷活動を行なっているだけだ。」
確かに、崇める会は予言を利用した人助けを行なっているとこの前本に書いてあった気がする。
「予言を利用した人助け」、「神様の予言の阻止」。違うことに聞こえるのに、ほぼ全く同じことなんだよな…。不思議。
ただ、崇める会の攘夷以外の活動は法に触れているものがほとんどない。
だから、攘夷が目立ってしまうのも仕方がないとは思うが。
でも、「レッドブラッド」を使ってるところとかは結構本気で攘夷をしているように見えるんだけどな。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた！見てきます！あと、コメントありがとう！（KYSさんが大好きなあなたのリア友より） (2020年2月6日 6時) (
レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ﾝﾝｯ続編おめでとおおおおおおうッッッ！！！お気に入りとかしといた！！頑張れ！！あと私の作品のコメントありがとう！！(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます！コメントしてくださって大丈夫ですよ！これからも更新頑張るので、よろしくお願いします！ (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さどぱか | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時：2019年12月28日 20時
