第70話 ページ36
お風呂から上がって布団に入った私はたちまち眠りについた。
今回は何も変な夢を見ずに眠ることができた。
そして朝…
起きた私は時計を見た。時刻は5:30。なんでいつも5:30に目が覚めるのかな?
しかし、何もすることがない私は、隊服に着替えて、食堂へ向かうことにした。
今日も廊下は沢山の寝言で溢れていた。
「我が名はシャーロック・ホームズ‼…だと思ったかボケェ‼」
「私はアルセーヌ・ルパン。貴方の…すいません。やっぱ辞めます。…さらば‼」
とか…今日は成りすましが異常に多かった。
っていうか一応時計の目覚ましは5:50にセットしてあるが、一度も使えてないな…。
でも、これから使うことが出てくるかもしれないし、毎日セットだけはしておこう。
私が食堂へ着くと、中から揚げ物の匂いがしてきた。
A「おはようございます、今日も早く起きてしまって…。手伝わせてもらっていいですか?」
私は台所の入り口の1番近くにいた冬月さんにそう言った。
冬月「おはようございます、Aちゃん。丁度いいところに来ましたね。今からよそい始めるところだったんです。」
そして私はよそい始めた。今日揚げ物の匂いがしたのはどうやらコロッケを揚げていたかららしい。
夏鳥「普段の粛清は夜だから、カツ丼を食べてもらうんだけど…今日の粛清は午前中らしくて。朝からカツはキツイでしょ?だからコロッケなんだよ。」
確かに朝からカツはキツイ。それで、コロッケなんだ…なるほどなるほど。
そして、よそい終わる頃になると、隊士達が食堂に集まり始めた。
いつも通りだった寝言と裏腹に、今日は粛清があるためか、食堂ではあまり声がしなかった。
自分の食事を持って私は席に着いた。副長は既に来ていた。
頭を見るともう熊の耳は生えておらず、人間の耳があるべき場所についている。
取り敢えず、粛清までに治ってよかった。まぁ副長のことだ、粛清ぐらいは行くとは思うけど。
副長は私と目が合うと、
土方「後で副長室に来い。俺が粛清に行っている間にやっておいてもらいたい仕事がある。」
と、言われた。この前やった印鑑押しとかかな?
敵の襲来を知らせる声が聞こえないかどうか耳をすませながらも頑張ってやらなくちゃ。
そういえば、留守を頼まれた隊員の中に山崎さんがいたはず…。
もし山崎さんに仕事が無かったら、話し相手に付き合ってもらおう。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時