第56話 ページ18
A「たぶんこれが神真予言書であると思うんですけど…。」
私が近藤さんの前に神真予言書らしき本を出す。
近藤「あぁ。これか。確かにこれは神真予言書という説が出ていた本だ。
Aちゃんがこの世界に来る前、ちょっとした騒ぎがあってね。
その時に、神真予言書を崇める会の人たちが落としていったんだ。」
A「でも、この本の中を見ると、全く読めない字が書いてあるんです。
もし、これが神真予言書なら、自分のことが書いてある予言の項目を見れたかもしれないのに。
それで私が思ったのは、どうして彼らがこの文字を読めるのかということです。」
私は近藤さんに語り終えた。
近藤「確かにな。暗号解読が得意な知り合いに頼んだのだが、解読できなかった。
そこで2週間前から真選組から1人潜入させてたんだけど…。」
近藤さんが急に黙った。様子から察するにきっとその侵入させた人に何かあったに違いない。
近藤「警察手帳を懐に持ってたせいで、正体がバレてしまったんだ。殺されずに、怪我もなく帰ってきたんだけどね。」
よかった。正体がバレても怪我一つ負わせないなんて果たして彼らはどういう考えの持ち主なのだろうか。
少し私は気になった。
近藤「だから、結構経ってから、今度は違う人に潜入してもらう予定だ。」
やっぱり、潜入は諦めない予定らしい。
確かに、潜入すれば、予言書の解読や、崇める会の予定や作戦なども分かるだろう。
A「じゃあ近藤さん、もし、潜入が成功して、予言書の解読ができるようになったら、教えて下さい‼」
私が近藤さんにそう言うと、
近藤「勿論だよ。」
と、言ってくれた。
A「ありがとうございます‼」
と、私が近藤さんに言うと、
近藤「お礼を言われるほどのことはしてないから、大丈夫だよ。」
と、返してくれた。
私はその後、局長室を出た。
局長室を出た私は、資料室に神真予言書を返しに行った。っていうか神真予言書って何語で書かれているんだろう。
もし、この言語が暗号ではなく、この世に存在する言語なら、簡単に解読できるかもしれない。
もし、いつか、時間があれば、少し試してみようと思っていると、資料室についた。
相変わらず中には人がいない。私は神真予言書を棚に返すと、すぐに資料室を出た。
時計を見ると、今は2時40分。もう少しで、私が副長のかわりに参加する会議の時間だ。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた!見てきます!あと、コメントありがとう!(KYSさんが大好きなあなたのリア友より) (2020年2月6日 6時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ンンッ続編おめでとおおおおおおうッッッ!!!お気に入りとかしといた!!頑張れ!!あと私の作品のコメントありがとう!!(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます!コメントしてくださって大丈夫ですよ!これからも更新頑張るので、よろしくお願いします! (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さどぱか | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時:2019年12月28日 20時