第54話 ページ16
さっきぶつかったのは誰なのだろうかと疑問に思いながらも私は資料室へと向かった。
ぶつかった時、すぐに頭を下げたし、ぶつかった時も顔からぶつかったから姿が見えなかった。
だから、真撰組の隊員なのかどうかも少し怪しい。またいつかその人と出会えることに期待しよう。
まぁ会ってもお互い誰が誰だかわからないとは思うんだけど。
それはともかく、資料室についた私は本を返す。本を返すと、すぐそこにあった少し古めかしい本に目が止まる。
他の資料が和綴版が多い中で、古めかしいながらも、ハードカバーの本だ。
簡単に言えば、魔法書。そんな感じの雰囲気を醸し出している。
もしかして…と思った私はその本を開いた。中には読めない文字がびっしりと書かれていた。
どうやら私の予想通りらしい。この本はたぶん神真予言書だろう。
きっと神様の言葉で書かれているのだろう。っていうか何で日本語じゃないのか分からないけど。
もしかして、崇める会はこの言語が読めるのだろうか？そしたらめっちゃすごいけど。
でも何で神真予言書がこんなところにあるんだろう？
気になった私は熊の耳をはやした副長の元へと予言書を持って向かった。
バンバン
何の音かって？障子を軽く叩いた音ですよ。
土方「誰だ？」
副長の声が聞こえた。
A「Aです。少し質問があって…。よろしいでしょうか？」
土方「それはそこで質問できることか？」
A「副長に直接会わないと、色々難しいですね。」
土方「じゃあ今じゃなきゃダメか？」
A「興味が湧いたらすぐに聴きたくなっちゃって…。できたら今がいいです。」
どうやら副長は私を部屋へと入れたくないらしい。
土方「そもそも俺じゃなきゃダメなのか？」
…確かに。副長じゃなくても全然大丈夫だ。
A「副長じゃなくても全然大丈夫ってことに今気づきました‼近藤さんの所に行ってきます‼」
土方「そうか。」
っていうことで私は副長室に入ることなく、局長室へと向かった。
副長の熊の耳を本当は見たかったな…。だってアレまるで本物みたいなんだもん。
そんなこんなで私は局長室に着いた。
バンバン
私は障子を軽く叩いた。
A「A何ですけど、近藤さんいらっしゃいますか？」
すると、
近藤「あぁ。Aちゃんか。入っていいよ。」
近藤さんに許可をもらったので、私は局長室に入った。
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さどぱか(プロフ) - 朝見たら、君の作品が更新されてた！見てきます！あと、コメントありがとう！（KYSさんが大好きなあなたのリア友より） (2020年2月6日 6時) (
レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ少年(プロフ) - やあ☆((ごめん。ﾝﾝｯ続編おめでとおおおおおおうッッッ！！！お気に入りとかしといた！！頑張れ！！あと私の作品のコメントありがとう！！(リア友より) (2020年2月6日 0時) (レス) id: 4071674049 (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - アリサさん» 続編も読んでくださり、有難うございます。 (2020年1月9日 17時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - えっ.....。 このお話、、、めっっっちゃ好こ。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: c696a7446c (このIDを非表示/違反報告)
さどぱか(プロフ) - 猿山のゴリーランドさん» コメント有難うございます！コメントしてくださって大丈夫ですよ！これからも更新頑張るので、よろしくお願いします！ (2019年12月29日 15時) (レス) id: c1e220a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さどぱか | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/O1rSdKG5jR4/
作成日時：2019年12月28日 20時
