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第6話 ページ7

哲也サイド


本当にびっくりした。


将「え?Aくん?」
啓「マジか。」


うちのマネージャーは倒れるわHIROさんから電話かかってきたのに気付かないで、いざ出たらブチ切れられるわ、代わりのマネージャーAくんだわ。


ケ「つっかれましたぁー。」
「インフルかー。俺らやばくない?」
ケ「祈るんだ!ひたすら!」
「誰にだよ。」
ケ「…Aくんに!!」
「なんでだよ。Aくんなんかしてくれんの?」
ケ「インフルかかったら看病きてくれそう…、なんとなく。」
「それお前の頭だけでしょうよ。」
ケ「うっさいよ哲也!」
「はいはい。」


ケンチの頭はお花畑だった。多分、そのお花畑の中にAくんでもいるんだろうなあ。


『すいません遅れました!』
ケ「うわぁお本当に来たあ。今ね5秒カウントしてたのー。」
「なんだそれ。HIROさんに言われたんだよね。」
『あ!はい!四時から収録ですよね!』
将「あーそうそう。よくわかったね。」
『大まかなところは。』


あ、ネッさんね。寝てる。椅子6個くらい使って爆睡。スマホ片手に。←
AKIRAさんもね単独で収録中。


啓「Aくんお昼ご飯食べた?」
『メンバーのみんなと食べましたよ。』
啓「直己のインスタ、載ってる。」
『え』



啓司くんのスマホを見ると直己のインスタ。



〔画像〕(Aが直人を膝枕しながら食事中。)


〔画像〕(それを見る臣。)


〔画像〕(Aにあーんしてる岩ちゃん。)


#ウチのマネージャーさん。
#イケメンでしょ
#臣が怖い
#岩ちゃん照れすぎ



コメント欄には、マネージャーまでイケメン!とか、メンバーにいても違和感なさそう、とか書いてあった。


ケ「えー、俺も膝枕されたーい。」
「無理でしょ。」
ケ「即答しなくても良くない?哲也がひどいいいAくん慰めてよおおおお」
『えっ?あっ、はい』


めっちゃ戸惑ってんじゃねえかよ。
つかさらっと抱きつくな。おい!
抱きしめあうなよおおおお!!!


啓「…ちっ」
「!!?」


俺の横で啓司さんが舌打ちした。え!?なんで!?


啓「…ケンチ邪魔。」


ぼそっとドスのきいた低い声で呟いた。
ケンチ逃げんの早っ!!

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ツバサ - 初めまして。読みました。続き楽しみにしてます。 (2017年4月27日 20時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みき。 | 作成日時:2017年4月26日 23時

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