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in NCT 3 ページ9

テヨンサイド

『なんかダメなんだよ。』
「それが意味わかんない。」
『なんだろう、まず第一印象でこいつとは無理だなって思った。』

なんで、と首を傾げると鬱陶しそうに前髪をかきあげた。

『俺テヨンみたいな顔好きじゃないんだよね。』
「それだけかよ。」
『もっとある。元カノに似てる。親友って言ってユウタヒョンに一途すぎるところ、小言多い潔癖症、細かい、でもやっぱり最後はなんか生理的に無理。』

心底嫌そうな顔をして言ったAになんか悲しくなった。
理由があって嫌われてるならわかる。でも、生理的に無理ってなんだよ。
泣きそうになって俯いた。
なんで泣きそうになってんだろ俺。意味わかんない。
嫌われることにはもう慣れたから。
それなのになんで嫌われてこんなに悲しいんだ。



『テヨン?』
「や、っめ、ばかっ」

俯いて見えないようにしてたのに俺の頬を抑えて顔をあげさせて覗き込んで来た。
あ、もうダメだ。見られた、と冷静に頭の中では考えてた。

『ねえテヨン。』
「………」
『やっぱ俺お前のこと嫌い。』

ああ、さらに追い討ちをかけるか、…誰だよ、Aのこと王子だのなんだなって騒いだやつ。
全然、違うじゃん。
無表情を見つめるとふっと笑った。
なんでこんな奴に嫌いと言われて悲しくならなきゃいけないんだ。
そんなまるで俺がこいつのこと好きみたいな、そんなわけない。


『泣き顔可愛すぎ。』
「……え、」

なんだか嬉しそうに笑ってばっと俺の顔を横に向けた後さっさとキッチンから出て行った。
え、え、な、…は?
なんだったんだ、と出て行った開けっ放しのドアからユウタとジェヒョンが入って来た。
ユウタに至ってはにやにやしてる。

「テヨナ、第一歩だよ。」
「は、あ?」

いやいやお前らも見てただろ、嫌いって言われたぞおい。

「テヨニヒョン、Aは少し天然だけどそれと同時に無自覚Sだから嫌いって言った相手を可愛いって再認識できれば嫌いという印象を覆すことができる!」
「だからテヨナ、…嫌われてなくてよかったね。」
「うっさい…」
「テヨニヒョンてAの事、好き?なんですか?」
「あー!あー!うっさい、俺だって今気付いて、もう、ああああ」


とんでもないことになりそうだ。

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- 名無しさん» 正直言って、小説等となると誰かが悪く言われたり、悪くなってしまう事はあると思います。急に横から入ってきてすみませんでした。あくまで個人の意見です。 (2019年9月19日 23時) (レス) id: 1128e57cc5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - NCTが好きで見ていたのですが、少しTWICEのモモをディスってる部分がありませんか?TWICEも好きなので少し見ていて気分が悪くなりました。 (2018年6月12日 15時) (レス) id: f59bc7c500 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - 浮気症攻め最高です!みきさん大好きです! (2018年2月4日 23時) (レス) id: d7909b0b85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みき。 x他1人 | 作成日時:2018年1月19日 23時

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