番外編２ ページ39
＿＿＿＿＿
カルマの横に取り敢えず正座する。冷静にどうしてその経緯になったか聞くも、楽しそうだから。の一言で流されてしまった。
「いやいやいや、無理だよ」
「何で？」
「何でって……」
コイツは馬鹿だな？ 何でも何も無いと思うんだが。
「でもさー、Aってば俺がいるにも関わらずゲームばっかりしてたよね？ そろそろ構ってくれてもいいと思わない？」
「それはお前がしていいって……あ、じゃあじゃあ！ 一緒にゲームしよ！？」
「だからキャンディーキスでいいじゃん」
「何でだよ！ 無理だって言ってるじゃん！」
「嫌よ嫌よも好きのうちってやつ？」
しびれを切らしたのかカルマが一人で飴を取り出して自分の口に入れる。思わず身構える私。
「……期待してんの？」
「いやしてないけど」
「まぁどっちでも良いけどさ」
「え？」
聞き返す事も出来ず、肩を捕まれカルマの顔が近付いた。後退ろうにもソファーの上。そんな場所は与えられてない。
せめてもの抵抗に、まってまって！ と押し返した。
「わ、かった……から、その……」
「ん？」
「っ……準備、出来たら、私からする！」
「焦らすの上手いよねー。騙されないけど」
「ほんとちょっと待って！ 覚悟決める時間頂戴!?」
「んー、いいよ。十秒ね」
「短い！！！」
「じゅーう」
「顔近い顔！」
「きゅーう、はーち、なな、ろく、ご、よん」
「何で急に早くなったの!? ちょっと！ 止めて！ 全然準備出来てないよ！？」
「いーち」
ぜろ。が言われる事はなく、代わりに甘い唇が降ってきた。思わずちゅっと嫌な音と共に吸い付いてしまう。
離れるより早く腰に手が回ってきたらもう諦めるしかない。ぎゅっと目を閉じて、舌から渡ってきた飴を受け取った。
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葵(プロフ) - あいくさん» ありがとうございます！コメントめちゃくちゃ喜ぶタイプなので嬉しいです！私もコメント躊躇う奴ですけど…笑 イラストまで嬉しいです！頑張って綺麗系目指しました笑 これからもマイペースにやらせて頂きます。 (2018年9月18日 20時) (
レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
あいく - 葵さんの小説、いつも読ませて頂いてます！とっても面白いです！結構前から読んでたんですけどコメントする勇気が無くて…。兵藤ちゃんのイラスト、とっても可愛いです！お姉さんっぽい感じですね！ (2018年9月18日 19時) (レス) id: fcedbe313e (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ルラさん» ありがとうございます！1週間なんて……!更新マイペースなのですぐ追いつかれますね()これからもボチボチ更新していきたいと思います！勉強の小休憩にでもなれば幸いです！ (2018年9月10日 19時) (レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
ルラ - 一週間くらい前に読み始めて、あっという間にpart14まで！受験生なのに (2018年9月8日 20時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルラ - 一週間くらい前に読み始めて、あっという間にpart14まで！受験生なのに (2018年9月8日 20時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2016年3月15日 16時
