毒舌度４０６％ ページ10
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皆に手錠が掛かった事を確認し、死神は次は烏間先生を誘き出すと言った。知っていた私は何とも思わないが、皆は有り得ないと驚愕している。
私は牢屋の中をちらっと見てからモニターに目を移す。バチっと何人かと目が合ったが全く気にならん。視線は感じるけど。
「死神さーん、モニター見てみ。アンタまた計算違いしたみたいよ」
挑発じみた口調でそう言ったのは赤髪だ。
「……何故わかった？」
「案外早かったね」
楽しそうな私を見て死神が困ったように笑う。モニターに映っているのは烏間先生とターゲット。
「……まいったな。かなり予定が狂ってしまった。仕方ない、プラン16だイリーナ。まずはエレベーターで所定の位置まで来てもらう」
「えぇ。私の出番ね」
予想外と言えば予想外だが、それくらいで暗殺が失敗する訳がない。イリーナ先生と死神は着々と準備を進める。
「Aはどうする？ 僕達と一緒に来るかい？」
「まだ私がこっち側って悟られたくないからここにいるよ」
そう。と死神は短く返し、イリーナ先生に特別な手錠を掛けエレベーターを操作した。
モニターにその様子が映ったのを確認し、私は再び牢屋に向き直った。明白に皆の殺気めいた視線が刺さる。
「……A」
「何？」
誰かに名前を呼ばれた。腕を組み適当な笑顔を貼り付けておく。空気がピリピリしている。
「何でこんな事してんだよ……」
壁にもたれじろりと私を睨むのは先程からよく舌が回るオレンジの奴。
まだ何か言おうとしているアイツの言葉をわざとらしい大きな溜息で遮った。
「私さ、皆に言いたい事あるんだけど」
「は？ 別れの挨拶でもする気かよ」
「……」
「答えねぇって事はそうなのかよｯ!!」
「…………うっさいわクソ原ぶち転がすぞ」
「「「…………えっ？」」」
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葵(プロフ) - みすずさん» ありがとうございます！ 中々カルマ君が出せないからかやる気が足りず申し訳ない……。これからもマイペース更新ですので時々でも思い出して貰えれば幸いです。 (2018年1月28日 20時) (
レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
みすず - 最高でした！カルマくんのベタ惚れ感いいです！これからも応援してます！ (2018年1月27日 11時) (レス) id: 32ee314352 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - みずさん» お待たせしてすみません！！！！！死神編のやる気でなくて……！()Twitterでもお世話になっています！これからもマイペースな作者を見守って下されば幸いです……！ (2018年1月21日 19時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - きゃああああぁあ更新キタアアアア！！！と一人で狂喜乱舞してましたみずです。 (2018年1月21日 17時) (レス) id: 38f9525b82 (このIDを非表示/違反報告)
miku - コメ出来るのは少ないですが、気軽にタメで読んでください。 (2017年12月26日 11時) (レス) id: e73ab21f2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2016年1月20日 19時
