毒舌度429% ページ33
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先に階段を降りていくイリーナ先生を見届けて、私は慌てて先生の後を追った。
「先生! 今のどういう事ですか……?」
「……そのままよ。あんたに何があったかなんて、私は知らないし、興味もない。でも、あんたがあの子達を拒絶してるのは確かって事」
「そんなの、してません!」
「そう。じゃあ無意識なのね」
納得いかない私を置いて、イリーナ先生はどんどん先に行ってしまう。
イリーナ先生の背中に、待って。と声を掛ける事を拒む自分がいる。頭の何処かで嫌な記憶が湧き出てきた気がする。
「……そんなんじゃ、ないもん……!」
それを全部否定して、思い出さない様に、私は慌ててイリーナ先生同様に階段を駆け下りた。
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無言で階段を降りていくと、聞き覚えのある声がここまで聞こえてきた。
「……烏間先生だ」
「……そうね」
「――……覚悟は良いな、死神。俺の大事な同僚と生徒に手を出したんだ」
「待てッ……僕以外に誰が奴を殺れると……!」
烏間先生が殴ろうとすると、死神が命乞いをしている瞬間に立ち会った。スキルなら揃ってるから。とそのまま殴る烏間先生。ヤバいわ、烏間先生めちゃくちゃイケメン。語彙力消失した。
烏間先生に殴り飛ばされ、死神は壁に後頭部を強打。そのまま気を失ったっぽい。
「殺し屋なんてやめたらどうだ。職安に行けば役立つ技術が沢山あるぞ」
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葵(プロフ) - みすずさん» ありがとうございます! 中々カルマ君が出せないからかやる気が足りず申し訳ない……。これからもマイペース更新ですので時々でも思い出して貰えれば幸いです。 (2018年1月28日 20時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
みすず - 最高でした!カルマくんのベタ惚れ感いいです!これからも応援してます! (2018年1月27日 11時) (レス) id: 32ee314352 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - みずさん» お待たせしてすみません!!!!!死神編のやる気でなくて……!()Twitterでもお世話になっています!これからもマイペースな作者を見守って下されば幸いです……! (2018年1月21日 19時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - きゃああああぁあ更新キタアアアア!!!と一人で狂喜乱舞してましたみずです。 (2018年1月21日 17時) (レス) id: 38f9525b82 (このIDを非表示/違反報告)
miku - コメ出来るのは少ないですが、気軽にタメで読んでください。 (2017年12月26日 11時) (レス) id: e73ab21f2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作者ホームページ:https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時:2016年1月20日 19時