毒舌度４００％ ページ4
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僕がじっと彼女を見つめれば、再びAさんがくすりと笑った。その流し目はあまりにも妖美で恐ろしさが増す。
「渚、知りたがってるでしょ？ 教えてあげてもいいよ？」
「本当？」
「うん。他でもない渚の頼みだもんね」
Aさんはクラスを見渡してからふっと笑みを崩した。彼女の赤い瞳から光がなくなる。その直後、とんでもない爆弾が下された。
「――私さ、このクラスにオトモダチごっこしに来た訳じゃないんだよね」
クラスが水を打ったように静まり返った。信じられないような者を見る目がAさんに集まる。気付いている筈なのにAさんは淡々と告げるばかり。
「何時までもこんなふざけた空間にいたら、私が駄目になる。……その事に、やっと気付いたんだ」
「A……それ、本気で言ってるの……？」
震える声で尋ねる倉橋さん。容赦なくAさんはうるさい。と一言突き返した。
「嘘でしょ……？ A……ねぇ、Aってば！」
「だぁかぁらぁ……うるさいって言ってるでしょ？」
あんまりうるさいと撃っちゃうよ。そう言いながら銃口を倉橋さんに向けるAさん。……彼女は、本気だ。
「いい加減にしろよA!!」
静かな殺気に満ちた彼女の腕を前原君が叩き落とした。銃口がズレて床に穴が開く。
「……何」
「お前はいつも楽しそうに過ごしてただろ！ なんでいきなりそんなこと言うんだよ!! ふざけんな!! お友達ごっこ!? じゃあお前は今までこのクラスで何してたんだよ!! お前はそれがお友達ごっこだって言うのか!?」
邪魔しないでよ。と言いたげなAさんの胸倉を掴み前原君は一気にまくし立てた。Aさんの目は益々冷めていく一方で、僕らはどうする事も出来ずに佇んでいた。
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葵(プロフ) - みすずさん» ありがとうございます！ 中々カルマ君が出せないからかやる気が足りず申し訳ない……。これからもマイペース更新ですので時々でも思い出して貰えれば幸いです。 (2018年1月28日 20時) (
レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
みすず - 最高でした！カルマくんのベタ惚れ感いいです！これからも応援してます！ (2018年1月27日 11時) (レス) id: 32ee314352 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - みずさん» お待たせしてすみません！！！！！死神編のやる気でなくて……！()Twitterでもお世話になっています！これからもマイペースな作者を見守って下されば幸いです……！ (2018年1月21日 19時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - きゃああああぁあ更新キタアアアア！！！と一人で狂喜乱舞してましたみずです。 (2018年1月21日 17時) (レス) id: 38f9525b82 (このIDを非表示/違反報告)
miku - コメ出来るのは少ないですが、気軽にタメで読んでください。 (2017年12月26日 11時) (レス) id: e73ab21f2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2016年1月20日 19時
