毒舌度389% プレゼントの時間 ページ37
ーー…
「――A、準備は?」
『ぁんのタコぉ……私に黙ってバーベキューとかホント殺す……。今なら念で殺せる……! 都合よく目覚めよ私の超能力……! あのタコからお肉を取り上げろ……!!』
「……A?」
『え? あ、すみません。タイミングは莉桜ちゃんに任せるよ』
「オッケー。3、2、1……ゴー!」
莉桜ちゃんの合図で私と莉桜ちゃんは一斉に崖から飛び降りた。目指すは崖下でお肉を焼いてる殺せんせー!
空中で身を翻し殺せんせーの首(っぽい所)目掛けて大きくナイフを振る。
「ニュやーーーッ!!?」
……が、ちゃんとお肉も持って殺せんせーに交わされた。私達は台に直撃。
こんな事やったら普通は大怪我だ。……だけど、私達は全くの無傷。
「なっ……なんて場所から落ちてくるんです中村さん!! Aさん!!」
「スッゲー……あの高さからバーベキュー台に落下しても痛くも熱くもない」
『タコの分際で肉食ってんじゃねぇぞクソが。貴様に食われるお肉が勿体無い。死んで償え』
危ないでしょう! と叱る殺せんせーを無視し、諦めて次の手を探そうとする莉桜ちゃんと違い、私はその場でナイフを突き出す。当然の如く交わされているが。
つい先程、私達E組生徒は烏間先生に謝罪をしに行った。身に付いた能力を下手な使い方をしてしまいごめんなさい、と。
反省の色が見えたのか、烏間先生は私達に体育着をくれた。――それが、超体育着。学校の体育着じゃ暗殺訓練に耐えられないからと言うことで、国からのプレゼントだそうだ。
超体育着と言うだけあって、今までの暗殺とは比べ物にならない程危険な暗殺を仕掛けられる。勿論、全員無傷で。
私達は新しい力を見せる為に、殺せんせーに暗殺を仕掛ける事にした。
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葵(プロフ) - runamomoyukoさん» わーい!!ありがとうございます!! 返信遅くてごめんなさい!!! 読み直して貰える様な作品になってて嬉しい限りです!! (2019年6月5日 15時) (レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
runamomoyuko(プロフ) - めちゃくちゃ面白い!!暇があればいつも読み返してます! (2019年6月1日 21時) (レス) id: 8880909aab (このIDを非表示/違反報告)
綾斗(プロフ) - 葵さん» マイペースでも大丈夫です!!頭の片隅に置かず、しっかり覚えておくつもりですww (2017年8月7日 23時) (レス) id: 2000cf866d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 綾斗さん» 更新疎かでごめんなさい。バイト始まるまではもうちょっと頑張る予定です。楽しみだなんて照れくさいなぁ、ありがとうございます!更新はホントにマイペースなので頭の片隅にでもこの作品を置いて貰えれば幸いです。 (2017年8月7日 18時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - サヤさん» 椚ヶ丘のジャージウロ覚えだったけどね((不器用極めたって言うおまけ付きだから私に何か求めるのはやめた方が良いよ(切実) (2017年8月7日 18時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2015年12月30日 15時