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それで、貴方は？ と聞かれる。私は自分の名前を告げる。
「……兵藤です。そこの赤髪との関係は……――」
私はツカツカとカルマの目の前まで歩み寄り、グッと胸ぐらを引き寄せた。突然の事でバランスを崩すカルマに構わず、自分の顔スレスレの位置までカルマを引っ張った。
……恐らく、周りからはキスしてる様に見えるだろう。実際は寸止めです。誰がこんなクズとするものか。
「え……」
「……さっき言ってたクズ彼氏ってコイツの事よ。……頭良いんならもう意味わかるでしょ？」
私はパッとカルマから手を離し、じろっと成瀬さんを睨む。ワナワナと震える成瀬さんは私を押し退けカルマの目の前に立った。
「ど、どういう事よ、カルマ君！ 別れたって……!!」
「……」
黙ったカルマをっはん！ と鼻で笑う。
「成瀬さんの御家って中々凄いらしいよねぇ？」
「ッ……そうよ……ッ！ 私を敵に回したら、パパが黙って――」
「ふーん？ 親の権力も使用可なんですかー？ ……んじゃ言わせて貰うけど、ウチの父さん政治家よ？ 最近名前上げて総理大臣候補まで昇って死ねばいいなぁと思った」
「……兵藤……って……！」
一瞬顔が強ばる成瀬さんに構わず、私は自分の事の様に自慢げに語る。
「アンタの家がヤクザだかなんだか知らないけど……こっちは裁判だって引き起こせるし……なんなら、バッグに世界政府を付けたって良いよ？ ウチのイケメン先生ハイスペックだから」
どうすんの？ と笑いかける。成瀬さんは悔しそうに唇を噛んだ。……完全勝利、かな。
「ッ……フンッ！ 良いわよ、もうカルマ君なんて要らないわッ。もっと良い人一杯いるし！」
「そうねぇ。でもアンタ見たいなビッチを好きになってくれる人、絶対居ないと思うなぁ」
私の最高の笑みを見もせずに踵を返す彼女。長い髪を揺らして人混みの中に溶け込んでいった。
この場には、私と委員長、それから顔を顰めてる赤羽が残った。
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サヤ - 葵さん» ごめんなさい！昨日ずっと試してみたんだけど何か出来なかった。あ！でも遣り方は分かったからまた今度機会があったらやってみるね！御手間掛けさせて死まい本当にごめんなさい。後遣り方教えてくれてありがとう！ (2017年5月1日 16時) (
レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - サヤさん» マジかありがとー！『占いツクール 画像申請』って検索して、そこに送信するだけだよー。んで、半日〜1日の間に許可がおりるから、それをコピペしてコメ欄にでも貼って貰えれば載せますよー。 (2017年4月30日 18時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - あの…ね､菜花ちゃん情報何だけどメルアド無くてもイラストのURL作れるって聞いて半信半疑であおちゃん宛って言うかあおちゃんの小説の夢主ちゃん描いたんだけど…えーと…殺り方が分からなくて……教えて下さい…｡手間掛けさせてしまってごめんね！ (2017年4月30日 14時) (レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - はる★暗殺さん» わー！ありがとうございます！！シリアス苦手ですが、リクエスト貰ってチャレンジしてみて良かったです！！次はコメディを書こうかと思っています(( 少々お待ち頂けると幸いです。 (2017年4月9日 22時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
はる★暗殺(プロフ) - 既視感！すっごい感動しました！途中で涙がでました…やっぱり葵さんの作品はとても感動しますね！次の小説も楽しみにしています！ (2017年4月9日 22時) (レス) id: 1f35a584e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2017年3月10日 20時
