異能力:ドラ○もん

そーらっをじゆうに(((( ページ4

「そーらっをじゆうにとっびたっいなー」

まぁ今実際飛んでる訳だけど←


あの謎のお兄さんたちをどうにか()振り払った私は、自宅に向かってつかの間の空中散歩を楽しんでいた。


ってゆーか、あのお兄さんたち随分なイケメンだったなぁ。

もっと観賞してれば良かった。



...否、そしたら私の命が危なかったか。

心中って何だよオイ。




それにしてもタケコプター使うの随分久しぶりだな。



そう、このタケコプター...(急な語り口調)、

実は案外使い勝手が悪いのである。


飛距離も滞空時間もそんなに長くは無いし、高度も限られてるし、何より目立つ。


だからどこでもドアの方がずっと便r...うん?




......目 立 つ ? ? ?





さて皆さん。




Q.今の私の状況は?


A.頭に竹トンボつけて空に浮いてる。






「やべぇぇぇええええぇぇえ!!!!」






何で今まで気付かなかったんだ!!





「てってれーん!!透明マント〜」




慌てて透明マントを被る。




ふと下を見ると、唖然とした顔でポカンと口を開いて上を見ている二人の青年。



...その青年たちがやけに血生臭い怪我をしてるとか真っ黒いコートの裾が可笑しな形してるとか手が獣みたいになってるってとこには触れない方が良いんだよねきっと!!!(早口)





「お、お騒がせしました〜...」





おそとはこわいよ

はやくおうちにかえろう









・
取り残された方々の会話



「なぁ芥川...」

「如何した」

「今の人、何だったんだ...」

「...判らぬ」

「僕たち一寸、疲れてるのかもね...」

「...」

「今日はもう、帰ろうか」

「...ああ」

取り残された二人→←ぶっ飛んだ(物理)逃げ方

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