異能力:ドラ○もん (ページ17)

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作者が迷走してギャグからシリアスバトル展開になるわけではないページ17

サブタイトル長いうえにセンスない。(-""-;)

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「さァ、重力と戦ってみるか?」

中原さんが顔を歪めてニヤリと嗤った、その瞬間。

宙に浮かんでいた身体が地面に叩きつけられた。

もしかしたら肋骨やっちゃったかもな、なんて何処か他人事のように考える。

「女子供をいたぶるのは趣味じゃねぇんだが、首領(ボス)の命令なんだ、悪ぃn」

「てってれーん!スモールライト!!」

ハイ、シリアス()ここまでーー!!!!!

この小説の読者たぶんそんなにシリアス求めてないから!!あと単純にシリアス書くの疲れる!!!飽きた!!!!(メタ)

ということでギャグです。導入下手くそか。

皆さまおなじみ、光を当てたものを小さくできるスモールライト。

此れを目の前の中原さんに当てる!!

厭な予感に顔をしかめる中原さん!!

ライトの光が彼をまぶしく照らす!!

》》中原さんはてのりサイズになってしまった!!《《

えっ、、、可愛いかよ。

「オイ、何なんだこれは!!」

私の手のひらの上で暴れまくる中原さん。
しんどいが過ぎる。

ただでさえ元が良いのに、こんなに可愛い姿になるなんて、もはや兵器だよね。

ただし小さくなったとはいえ、異能力は健在のようで油断はできない。

さっきから石やらコンクリートのかけらみたいなのを浮かせて、私に向かって攻撃してきていて地味に痛い。

「糞、早く戻しやがれ!!殺す!!!」

「殺されるんだったら戻せないなぁ」

「青鯖野郎並に鬱陶しい...」

比較対象が人外なのですが。

めっちゃ会ってみたい。

「ちなみに、2時間経ったら自動的に戻るのであまり心配しないで大丈夫ですよ」

安心できるように伝えた心算だったのだが、胡散臭いものを見る目で舌打ちされてしまった。解せぬ。

「そうだ、中原さんセーフハウス的なものとかあります?」

「...何企んでやがる」

「違いますって。ただこのまま放置するのはまずいし、でも私お持ち帰りしたくないし。マフィアの方と接触するのは極力避けたいし」

「無理だと思うぜ」

不穏な呟きが聞こえたが無視だ無視!!

「警察に届けようかとも思ったんですけど...」

「そうしたら殺す」

(__嗚呼、この人、本当にマフィアなんだ)

低く放たれた言葉にはどす黒い殺気と比喩抜きの重みがあって、厭でもそう実感させられた。

今は可愛い姿だけどね。