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なんだか冷や汗もかいてきて、呼吸もうまくできなくなってきた。
そして、私の心を読み取ったかのような、恐ろしいほどの沈黙が流れる。
……朝と一緒だ。
誰も話をしないし、反応もない。
冷たい言葉より、この静寂のほうが、今の私には辛かった。
「……なにか飲む？」
そんな沈黙も破られて、突然話しかけられた。
思わず身体をびくっとさせてしまう。
「あ、ごめん！そんなにびっくりした？」
恐る恐る顔をあげてみると、隣の相葉さんが、驚いたような表情をして私を見ていた。
それに対して私は、まさか相葉さんに話しかけられるなんて思わなくて、そのことにびっくりしているんだけど。
「……あ、じゃあ、烏龍茶を……」
「お酒は飲まないの？」
「あ、あんまり強くなくて……」
そっか、なんて言って、タイミングよく来た店員さんに、烏龍茶とビールを頼んでくれた。
「ひと口、ビール飲んでみたら？意外と大丈夫かもよ」
ふふ、って、微笑む。
思っていたよりも優しい表情で、どぎまぎしてしまう。
「んで？翔くんがAさんを連れてきた、ってことは、なにかあるんでしょ。今まで、こんなことしてなかったし」
「松潤さすが、話が早いよ」
グラスを片手に、松本さんが痺れを切らした様子で櫻井さんに訊いた。
それから櫻井さんは、私が話したことを、そっくりそのまま言ってくれた。
4人も、お酒を飲みながら黙って話を聞いていたし。
「……ってことは、Aさんは本当に、単純に、マネージャーとして来た、ってことでいいのね？」
そう言ったのは、二宮さん。
お酒はあまり飲んでいなくて、たまに枝豆をつまみながらちびちびとビールを口に運ぶ。
「はい。私は、ただのアシスタントマネージャーとして来ました」
……本当のことは言えるわけがない。
5人を『監視』して、『報告書』を提出するため、なんて。
でも、それは私の中で、2番目になっていた。
今、一番私が頑張りたいのは、5人との信頼関係を一日も早く築くこと。
そのためには、今誤解を解くしかない。
「……翔くんが言うんなら、信じてもいいけど」
ずっと黙っていた、大野さんが口を開いた。
……表情はむすっとしているけど、言ってくれた言葉は、私にとっては嬉しかった。
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なの(プロフ) - なるちゃんさん» ありがとうございます！！移行しましたので、そちらでもよろしくお願いします〜！！ (2018年10月15日 20時) (
レス) id: d783c00f36 (このIDを非表示/違反報告)
なるちゃん(プロフ) - 続きが気になる〜〜！更新待ってます！ (2018年10月15日 15時) (レス) id: a1fe1fb9b8 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - キル・ハーヴェイさん» 嬉しいコメント、本当にありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年10月4日 18時) (レス) id: d783c00f36 (このIDを非表示/違反報告)
キル・ハーヴェイ - 凄く面白いです！引き込まれてしまいました^^更新、頑張って下さい！ (2018年10月3日 21時) (レス) id: ae1f844f76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2018年8月31日 0時
