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瀬呂「………」
『………』
悟ーーあとは若い二人で楽しんで♪棘ー、帰るよー。ーー
棘ーーおかかーーーーーー！！！！！ーー
『(五条先生の馬鹿！！そんなこと言ったら気まずくなるじゃんか！！！)』
悟と棘と別れ、Aは瀬呂と一緒に帰路に着いていた。本当は二人と帰る予定だったのだ。だが校門に何故か瀬呂が立っていた。
『”瀬呂くんは何で校門にいたの？忘れ物？“』
瀬呂「んー？俺は狗巻を迎えに来たの」
”優しいでしょ“と笑う瀬呂。先にみんなと帰ったはずでは？と思ったが、瀬呂なりの優しさだろうと思い、口を閉じる。空はいつの間にか夕焼け色になっていた。
『高菜、明太子いくら！』
瀬呂「あー、ね。でも俺補習なんだよなぁ……」
『すじこ……』
瀬呂「どんまい、って……。そうだ。さっきの二人って狗巻の知り合い？」
『”銀髪が五条先生って言って、前の学校の先生なの。もう一人が私のお兄ちゃん“』
瀬呂「へぇー！狗巻って兄ちゃんいたの！」
その後も瀬呂との会話は続き、気付けば駅まで歩いていた。
瀬呂「んじゃ、ここまでだな」
『明太子！』
瀬呂「どういたしまして！そいやぁ明日なんだけど、クラスの奴らとショッピングモールに買い物行くんだ！良かったら狗巻も一緒に来ない？」
『高菜！いくら！』
瀬呂「おっけー！明日木椰区ショッピングモールに11時集合な！」
”じゃあなー！“と瀬呂と別れ、Aは一人電車に乗った。雄英に通い始めて約2ヶ月が経った。
『(瀬呂くん、優しい人……。A組の人達みんな優しい。守りたい。何があっても)』
緑谷ーーここは雄英高校だから、自由に個性使って良いんだよ。何かあったら僕等で支えるからーー
入学当初から気にかけてくれた緑谷。
切島ーー確かに組んでみないと分からねぇけどな。それでも、俺はお前のこと信頼してんだ。俺と一緒に爆豪の前騎馬やってくんねーか？ーー
体育祭で共闘して以来、仲良くなった切島。
そして
爆豪ーーじゃあもし、その嫌な視線とやらを感じたらすぐ俺に言えーー
爆豪ーーA！！ーー
口は悪いがとても優しくて何度も助けられた。
『ばくごう、くん……。絶対、まもる』
明日はA組のみんなでお買い物。
始めての出来事に胸を踊らせるAだった。
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yuumin - ご結婚おめでとうございます！ 更新も無理せず頑張ってください。 (2022年11月30日 13時) (
レス) @page13 id: a4f8ad7b79 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - 続き気になる！！！！早くみたいです！！！こうゆうのめっちゃ好き！ (2022年11月25日 23時) (レス) @page10 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫(プロフ) - お大事に… (2022年11月23日 20時) (レス) @page10 id: 987347ef47 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - こうかりとさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年11月14日 8時) (レス) id: 20a4e5146a (このIDを非表示/違反報告)
こうかりと - めっちゃ好きです！早く続き見たいです！待ってます！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page3 id: 9f932c344b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな姫
| 作成日時：2022年11月11日 22時
