ﾀﾋを覚悟したのに、何故かサンズさん達はモブを守ろうとする。<8>【 Undertale】

397:寝床はソファが良かった彼女 ページ47

A side





エッジ「ふん、気遣いだと?
そうかそうか、
そんなに我輩に優しくして貰いたいなら
今日取り消しにした訓練をやればよい。」



マスタード「じ、冗談だよ冗談！
さあコーヒーだぜボス、

...お前のも作ってやったから感謝しろ。」ｼﾞｯ



マスタードはエッジの言葉に被せるように、
慌ててコーヒーをテーブルに出すと、
私の方をギロリと見てから
持っていた残りの二つのコーヒーの内
１つを差し出した。



....物凄く嫌われてるぅ.....


『はい、ありがとうございますマスタードさん』


私はコーヒーを片手で受け取った。
それはホカホカとしていて、
一口飲む度に
先程の悪夢のような治療で荒んだ心が
溶けていくようだ。



エッジ「そう言えば、お前の寝床はどうするか。」


『ああ、それなら、
良ければこのソファで寝させて貰えると
助かります、ここ暖かいですし。』



今リビングは暖炉の熱でポカポカしている。
ここならグッスリと眠れるだろう。



エッジ「そうはいかん、
風呂に入ったらベッドで寝る！
これは当たり前の事だろ。」ﾋﾞｼｯ



....え、そう言う所は細かいんだね!?
てっきり快諾してくれる物かと思ったのに！

でも....そう言えば家のパピルスにも反対されたっけか。


マスタード「は!?まさかボス、
コイツと一緒に寝るつもりなのか!?」



エッジ「ム、何か問題でもあるのか?」ｺﾃﾝ


エッジの言葉にマスタードはあからさまに動揺して
同時に猛反対を始めた。


マスタード「おいおい、コイツは
お前の寝首をかくつもりかも知れねぇぜ？
初日から一緒に寝るなんて馬鹿げてるだろ！
ボスはこのニンゲンを信用しすぎなんじゃねぇのか!?」


マスタードの意見はもっともだ。
だって私がモンスターに恨みを抱く子供だった場合

寝ている間にソウルにナイフを突き立てる可能性だってある。



エッジ「ふざけるな、
我輩は貴様のように隙だらけではない。
もしAが襲って来よう物ならそのナイフが
ソウルに届く前に我輩の骨がAを貫く。」



『私は万が一にも貫かれたくありませんので
ソファで寝たいですエッジさん』


エッジ「そこまで言うなら愚兄、
貴様がAと一緒に寝ろ。」



マスタード「.....は?」


『エッジさん勘弁して下さい！
私彼に嫌われてるんですよ!?
朝日を拝めなくなります、お願いですかr..』

エッジ「Aが危険でない事を
その身で証明しろ。異論は無いよな兄弟？」ﾆﾔｯ

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