ﾀﾋを覚悟したのに、何故かサンズさん達はモブを守ろうとする。<8>【 Undertale】 (ページ12)

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362:帝王様は貸し付けるページ12

A side

『....シロも...帝王様もストップ。』

シロ「A様!?ですが！」

『シロ、心配してくれて嬉しいのだけど、
このまま行くとせっかく貰った私の部屋が
もれなくバトルフィールドになるからやめてね。』

サンズ「......あーんな事やこーんな事って
....どーんな事だよ....」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

『ん、サンズどうした』

ナイトメア「おいAそっとしとけよ、
男なら必ずぶつかる思想だ。」ﾆﾔﾆﾔ

『...つまりどういう事だい?』

シロ「A様、何故ここに
ナイトメアのヤツがいるのですか。
まさか本当に...」ｼﾞｯ

ナイトメアと話していると、
シロがワナワナとした様子で聞いてきたので、
私はどう説明しようか悩んだ。

『....イヤ、ええっとー』

ナイトメア「HE、
俺はコイツのネガティブを食いに来ただけだ。」

......ん....

......もしかして

.....誤魔化してくれるのか?

ナイトメア「....〔貸し〕、だからな?」ﾆﾔｯ

『.ｩ.........了解しました』ﾎﾞｿｯ

シロ「それは本当なのですかA様？」

『うん、本当だよシロ。』

....〔貸し〕の見返りが怖いけど、

ここはありがたく便乗しておこうか。

シロ「ふむ....ならよいのですが。

A様改めておはようございます。
今朝はお加減はどうですか、熱は?」

『うーん、まだ少し熱いけど大丈夫だよ、
昨日より大分楽。』

私がそう言うと、
シロは心なしか安堵した様子だった。

シロ「...そうですか、
本当に良かった、早く良くなって下さい。
私は心配で心配でなりません!!」ｳﾙｳﾙ

サンズ「A、
今日はお前さん休みなんだからな。

いいか、〔今日〕は大人しくしていろよ？」圧

『いや、そんな私をワンパク坊主みたいに
言わないで下さいよ。』

サンズ「.....」

『...サンズさん？』

サンズ「...he、いや何でもねぇ。
じゃあオイラ仕事があるから、
Aの事頼むぜ。」ﾋﾗﾋﾗ

シロ「ああ、分かった。」

サンズ「...お前今日はやけに素直だな?
普段なら憎まれ口の一つや二つ
言いそうなもんだが。」

シロ「何だ、お前まさか言われたいのか!?
罵られたいと言u..」

サンズ「ぶつぞ骨っこ。」ｼｭﾝｯ

サンズはシロの言葉を遮り
瞬間移動で出勤していった。

『あの、ナイトメアさん』ｸｲｸｲ

ナイトメア「...ぁあ？何だよ」

『ちょっと聞きたい事があるんです。』