ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

707:ブカブカの時計 ページ7

A side








サンズ「....bone man〔骨男〕...ね、

ちっと後で調べてみるか...」ﾎﾞｿｯ











『...あの、
そろそろ下ろしておくれパピルス...』ｳｸﾞｯ




パピルス「俺様も会話に入れてくれる?」ｺﾃﾝ




『も..もちろんだとも心の友よ..』ｺｸｺｸ





パピルス「じゃあ下ろしてあげるね！」ﾆｶｯ





『..ありがとう..』ｽﾄｯ







はぁ...マジでﾀﾋぬかと思った....




子供の頃と違って



体積が違うからお腹に食い込むんだよ...







太ってる訳じゃないよ...断じて違うよ?






パピルス「あ、そうだ。
A、はいこれ！」ｽｯ




『...??え、でもパピルスさんこれは、』



パピルスが何かを思い付いたように出してきたのは


あの時計だった。






パピルス「もうサンズもAの事は
分かってるから大丈夫でしょ？だからはい！」






『いや、待ってパピルスさん。
流石に頂けませんよ、
これは大切なプレゼント何ですから..』ｸﾞｯ







サンズ「he、

せっかくの兄弟の好意なんだ、持っときな。」ﾋﾟﾝｯ






私は、パピルスが差し出した
時計の乗った手を軽く押し返していたが、




サンズが声を上げた瞬間、

突然時計は空中に浮き上がり

スポッと私の左手首に収まった。





『!?び、びっくりしたっ...』





パピルス「おー上手いなサンズ！」ﾆｶｯ






左手首に収まった時計は


私の手首には大きくて、少し重い。




『...、ブカブカですね。』ｸﾙｯ







うん、これはパピルスの時計なんだから

大きくて当たり前なんだけど、


...手首は骨しかないから

私より細いかと思ったんだけど


...意外と骨太..?





『...でも、本当に貰っちゃっていいんですか？』




パピルス「もちろんいいぞ?
っと言うか持っててくれないと困る！
俺様達が連絡した時に、
携帯だとミラーに気がつかれちゃうしな。

あ、時計の番号は単独で使ってた方がいいぞ、
同期しちゃうと履歴が残るからな！」ﾆｶｯ




『ぅっ....パピルス...あのね、
私...そもそも同期...出来ない...』ﾎﾞｿｯ




パピルス「....あ...」察し






サンズ「...ん??
今日日の子供なのに何で出来ねぇんだ？」






パピルス「...A、
あの事をサンズに言ってもいいのか？」ﾋｿｯ



『....んーどうしよう、
でも知らなかったら
知らなかったで後々面倒ですよね..』ﾋｿｯ










サンズ「...何だよ、
今度はオイラが除け者か...?」ﾑｯ

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