ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

741:お目当てのお店は新装開店 ページ41

A side










――――――ガヤッガヤッ―――――――








――――――――ガヤッガヤッ――――――――









店員「いらっしゃいませ！新装開店！
スパイダーローズガーデンへようこそ！
お二人様で宜しいですか？」ﾆｺｯ






『??あ、はい、二人です。』





店員「今なら裏のバラ園の
人気のテラス席が空いております！

ご案内致しますね。」ﾆｺｯ






『へぇ、新装開店だったんだこのお店、
知らなかった、
すんなり入れてラッキーでしたねコールさん』




コール「...朝から凄いお客さんだな、
それに、店内中にバラのいい香りがします。

この喫茶店てバラが有名なんですか?」




『はい、ローズガーデンは
バラ園のある喫茶店で、ミラーが言うには
雑誌にも載った事があるそうです。

以前ミラーに引きずられて来たときに
食べたモーニングは
見た目もオシャレでとても美味しかったんです。』





私がコールさんに説明している間に

店員さんが端のテラス席に案内をしてくれる。





コールさんは、

こう言う喫茶店はあまり来ないとの事で、

私は彼に飲み物だけ聞いてから

お目当てのモーニングAセットを2つ注文した。







店員「かしこまりました！

少々お待ち下さいませ！」ﾆｺｯ










コール「....こう言う
オシャレな喫茶店に入るのは
数年ぶりだから、少し緊張します。

雰囲気は好きなんですが、どうも人が多くて..」







『そうですね、
私もこの人混みはあまり得意ではないです。

でも、料理は美味しいですよ、
と言っても、私モーニングしか
食べた事無いんですけどね。

本当はこの店の名物の、
バラの形のパンケーキも食べてみたいけど、

あれはメニューを見て
オプション決めないといけないからなぁ..』ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ






コール「..フフッ、」






『ん、何ですか?』ｷｮﾄﾝ






私があれこれと説明していると、

突然コールさんはクスリと笑いをこぼした。








コール「...いえ、Aさんって
やっぱり普通の女の子なんだなぁと思って。

昨日お会いした時は、
あまりに表情を変えないから、
少し浮き世離れした方のように感じてて、」







『...あぁ、それよく言われます。

これでも毎日、自分では
百面相しているつもりなんですけどね、』ｺﾃﾝ








コール「...フフッ、面白い人だな。」










＊＊＊「あらぁ？
見たことある顔だと思ったら

あなた、コールじゃない？」

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