ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

705:色々とバレたので開き直った ページ5

A side









私が説明している間も、


サンズは興味深気に私の右目を見つめていた。







サンズ「お前さんがこうして色々と隠すのは、

オイラ達が何かの拍子に
〔以前の〕お前さんを思い出したら困るから、
見られたくなかったって事なのか?」





『...そうです、
でも、現状サンズさんが
特に何もピンと来ないのなら、
ただの取り越し苦労だった訳ですけどね。』









...良かったって気持ちと














...ほんの少し....残念な気持ちもあって....











正直複雑....














サンズ「...んー、ピンとは来ないが、
興味は引かれるな。

何せこんなオッドアイは初めて見たぜ。

左目は普通の色だが、

この右目はまるで水晶みたいだし..」ｼﾞｯ






サンズはそう言うと、

ブツブツと独り言を呟き始めた。






....こんな所で

研究バカが発動してしまったよ....







サンズ「...お前さんが色々と暴露してくれりゃ

研究のしがいもあんだけどな...」ｼﾞｯ




『結構です！
...君ね、お父様みたいな事言わないで下さいよ。

言っておきますが、
モルモットになるつもりはありません。』ｷｯﾊﾟﾘ






サンズ「..お前さん、
アイツも知ってるのか..」驚








...おっと口が滑った...






『...さて、サンズさん。

本当にそろそろ戻らないと、

パピルスさんきっと怒ってますよ..?』






サンズ「...ヴッ.....忘れてた。」











...えぇ、だろうと思いましたよ。











『...あと、私の妹の事で、

サンズさんにお願いがあるんです。』








サンズ「...ミラーってヤツの事か?」






『はい、実はミラーも私と同じで、
〔以前〕から引き継いで来た子なんです。』






サンズ「..ほお..ソイツもそうなのか。」




『...はい、
あの子は激情型で、
時に加減も知らずに暴れる事があって..

なので彼女には、私とサンズさんが

顔見知りになった事は秘密にしてもらえないかと。

...あ、根はいい子なんですよ...?

でも、こんな事がバレたら最悪
何処かをもがれる可能性が...』ｶﾞｸﾌﾞﾙ





サンズ「いや、いい子は姉をもがねぇぜ。」






『...とにかくバレると大変なんです..
お願いします、
私、ちゃんと五体満足で年を取りたいんです!!』
ｶﾞﾀｶﾞﾀ





サンズ「お前の妹は悪魔か何かなのか、

完全に狂気がカンストしてるだろそれ。」








...いい子なんだよ...普段は...きっと...！

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