ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

714:ミラー姫とサンズ ページ14

NO side













――――――シュゥゥウウウッ――――――











――――ご乗車頂きましてありがとうございます。

まもなく到着します、

お降りの際は、お忘れ物等ございませんよう..――









――――――スタスタ――――――――







ミラー「....あんな骨臭いヤツなんかに

この私が会いに行かなきゃならないなんて

...屈辱だわ。」ｷﾞﾘｯ









ミラーは、

肩から下げていたポシェットを強く握りしめた。







ミラー「でも、嫌でも仕方ないわよね。
今釘を刺しておかないと、

万が一アイツがAに会ったりしたら

...絶対に許さない...」ｷﾞｯ










ミラーは視線を上に上げると、


スタスタと早歩きで駅前を通りすぎ、

街中に入って行った。



















―――――プルルルルッ――――――







ミラー「...」







――――――ピッ――――――





―サンズ「よう、何だい？」―







ミラー「あんたのマンションの前の公園にいるわ

家をメチャクチャにされたくなかったら

大人しく出てきなさい！」ｲﾗｲﾗｯ







サンズ「..へいへい。」ﾌﾟﾁｯ












―――――シュッ――――――











ミラー「...あんた運動不足になるわよ？」








サンズ「...兄弟みたいな事言うなよ...

こうして会うのは初めてだよな?

オイラはサンズだ。スケルトンのサンズ。

お前の名前は？」







ミラー「ふん、言わなくたって
どうせ知ってんでしょ白々しいヤツね！

まぁいいわ、私はミラー。

今日はあんたに忠告があって来たの。」ﾋﾞｼｯ







サンズ「...へぇ、忠告ね。
一体何だってんだ？」ｼﾞｯ






サンズは特に警戒する様子もなく

両手をコートのポケットに入れたまま


ミラーを見つめている。






ミラー「いい?一度しか言わないわよ。

私の家族とは絶対に接触しないで。

その忠告を飲むなら
パソコンの事は水に流してあげる。」






サンズ「...he、

まぁ、別に構わないが、

代わりに一つお前に質問があるぜ。」






ミラー「ふん、どうせメールの事でしょ、

言っとくけど私はplayerじゃなくて
〔周回者〕よ。

〔以前〕の記憶の保有者。

だからあんたの事も知ってる。分かった？」ｼﾚｯ






サンズ「予想外にスゲェさらっと言ったなお前？

オイラ、てっきり隠すかと思ったんだが、」呆気












ミラーという女の子は、



サンズでさえ呆れる程、気が短かった。

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