ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】 (ページ41)

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591:赤い瞳の彼の洞察力ページ41

A side

キラー「いきなりブッパすんなよ危ないなあ！」ﾑｯ

マーダー「形も残らねぇ程バラバラにしてやるよ」ｽｯ

『キラーさん、何でそうやって直ぐに人を
おちょくるような事言っちゃうの!?
これじゃ喧嘩が無限ループするじゃないか
わざとかい？...君わざとやってるのかい..!?』

やっと収まったかと思ったのに、

束の間の平和が本当に束の間だったよ!!

キラー「えーだって、
コイツは誰とも馴れ合わない上に
ヒューマンデストロイなんだよ？
それなのにAにだけは執着してんだから、
こんな面白い話ないじゃーん！」ﾆｺﾆｺ

....あぁ....

マーダーくんの真っ赤な瞳が光ってるよー

オコだねー、すんごいオコてるねー...!

キラーはキラーで

新しいオモチャを見つけた子供のように

キャッキャッしてるしよぅーどうすんだよー...

今にもガスブラを群生させてブッパしてきそうな

マーダーを尻目に、

私は籠の奥に避難しながらどうしたものかと

頭を悩ませた。

これ以上暴れられたら

ナイトメアが帰って来たときにまた修羅場だぞ...

...せめて外に出られたら...

『あの...マーダーさん』ﾁｮｲﾁｮｲ

マーダー「..なんだよ」ﾑｽｯ

『私、この籠から出たいんです、
何か良い方法無いですか？』ｺﾃﾝ

マーダー「...ぁあ？」

キラー「ん、なになに逃げんの？
じゃあ俺と鬼ごっこする？」ﾆｺ

『絶対しません！
いやそうでなくて、
この、ゴミ山の部屋を掃除したいんです...

マーダーさん何とかなりませんか?』

キラー「イヤイヤ相談する相手間違えてるよ！
この籠は俺のナイフも
コイツのガスブラも貫通しないんだよ？

マーダーのヤツに何とかできる訳ないじゃん！

何とかなるなら俺がぶった切ってるって！」ﾌﾘﾌﾘ

マーダー「....」ｼﾞｯ

『...やはり無理ですかね、』

キラー「っほっ！」ｼｭｯ

――――――キンッ―――――――

キラー「んー、やっぱダメかぁ、試しに
魔力込めたナイフ当ててみたけど切れないや！
パット見はただの糸なのになー？」ｷｮﾛｷｮﾛ

『..本当に凄いですよね、
糸を鉄のように硬い物質に変えてしまえるなんて』

マーダー「.....ここか。」ﾌﾞﾝｯ

―――――――シュッ――――――――

――――――ブチッ――――――

キラー「.....え....はっ！？

な...お、お前何したんだよ!?」驚愕

『...い...糸が切れた...!?』