ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】 (ページ5)

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NO side

布を引き剥がされ、中が露になった

モンスターの子供を見た人間達は固まった。

人間達「...は？....え？」

＊＊＊「...ェェエエエエエエエン！！」

その途端、子供は大きな声で鳴き始める。

人間達は驚き後ずさろうとしたが、

気づかない内に何者かが背後に立っていて

その何者かにぶつかった。

人間A「..ぁあ!?テメェ何処に突っ立って..」

＊＊＊「貴様等何をしている」

声に驚いて男が見上げると、

背後に立っていたのは人間の兵士...つまり、

警察官数人が人間達を見下ろして睨んでいた。

人間A「な、な、何で

警察がここにいんだよ!?」

警察官は人間達を一瞥して退かせると、

嗚咽を漏らしながら
泣き崩れる女の子を落ち着かせようと声をかけた。

警察官X「おぉ可哀想に怖かっただろう。
お嬢ちゃんもう大丈夫だよ、私たちは警官だ。
何があったか説明できるかい？」

＊＊＊「...ﾋｯｸ....あのね、
この人達、お店で凄く暴れてたの...
お店の物を壊したり、お姉さんの体を触ったり
店長さんを脅したりしてて..
あと、
犬の兵士さんのネックレスを奪ってた...ﾋｯｸ...」

人間B「は...ハッ!?
な、何でついさっき来たガキが
そんな事まで知ってんだy..!?」ｶﾞﾊﾞｯ

人間C「おい馬鹿!!」ｶﾞｯ

警察官Y「...ほお、
今この子が言った事を事実だと、
認めるんだな？」ｷﾞｯ

人間A「俺達は知らねぇよ！
そ、そのガキは第一モンスターだろうが！
俺達は人間様だぜ?
保護法もねぇヤツ等に俺達が何をしようが
訴えるなんて不可能だよなあ？」

＊＊＊「....ﾋｯｸ...私...人間だもん...！

私...被り物を着て遊びに来ただけなのに、

この人達が突然私を取り囲んできて、

私の....首を締めてきたの..!!

...怖かった....怖かったよお巡りさん」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

警察官X「何て事だ...よしよし、
もう大丈夫だから、安心しなさい。

貴様等...
他の罪状だけでも相当だと言うのにその上..

こんな小さな子を

コロそうとしたのか...!?」ﾌﾙﾌﾙ

人間C「ち、違う！！
俺達はゴーストだと思ってたんだ！」

警察官Z「ぇえい黙れ！
言い訳は署で聞かせて貰う！
貴様等の罪状、軽く済むと思うなよ。
おい連れていけ！」

警官「はっ！」ｻﾞｯ

人間A「ふ、ふざけんなクソがあ!!!
ガキ...テメェ覚えてろよ、
必ず見つけ出してやるからなあ!!!」ｷﾞﾛｯ

＊＊＊「.....ふぅ...痛かった..」ｽﾘｽﾘ