ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】

589:お金は大事に使いましょう ページ39

A side






マーダー「お前やっぱバカだな。
よくそんなふざけた名前の店で買えるもんだぜ」


『...偽物ですね。』




キラー「えぇウソぉおおっ!?」ｽﾞｶﾞｰﾝｯ




キラーはナイフを見ながら絶句している。



『..マーダーさん、
私この世界の金銭感覚がまだ今一なんですけど、
2000ゴールドって大金なんですよね..?』ﾋｿｯ




マーダー「he、
あの安物のナイフならいっても
100ゴールド位じゃねぇのか。
お前に分かるように言うとだ、
ナイスクリームが15ゴールドだぜ？」



『....あーそっか、それは高い！』ﾎﾟﾝｯ



ファントム「キラーはお馬鹿さんだな！」ﾆｶｯ





キラー「クソーー電話して返品しなきゃ！」ﾋﾟｯ



『.....キラーさん...』









――おかけになった電話は現在使われておりません―







マーダー「とっくに居ねぇだろうな。」ﾆﾔｯ







キラー「クソーーッやられたーー!!!!」ｶﾞｼｶﾞｼ






....うん、

キラーを相手に騙す度胸は凄い！

まぁ彼の事を知ってたらの話だけど、


もし知らないのなら絶対に見つからないで欲しい..




キラーはつながらない携帯を忌々し気に睨みながら

癇癪を起こして叫んでいる。


その様子を、さも楽しそうに見ていたマーダーは

ふと、私の方を向くと

籠の網に片手をかけながらニヤリと口角を上げた。





マーダー「...そう言やお前、
傷はもう治っちまったんだなぁ？」ﾆﾔﾘ





ふいにそう聞かれた言葉の意味が分からなくて、
私はしばらく面食らったような顔をしていたが、

それから直ぐに、
マーダーが言ってるのが首の傷の事だと理解して
私は顔をしかめた。




『...えぇ、もうすっかり消えましたよ。』ｽｯ




....色々あって忘れてたけど、

マーダーには以前
故意では無いけど最初の傷をつけられて、

その後その傷口を広げられたんだったな...

あれは痛かった!!





マーダー「...なあんだ、
化膿してるかと思って楽しみにしてたのによ？」ﾆﾔ




『ただれてたまるか、
...痛いのは嫌いなんでもう止めて下さいね。』




マーダー「he!聞いてやる義理はねぇなぁ?」



ファントム「ニャハハッ!!大丈夫だぞA！
こんな事言ってるけどな、
サンズはAを俺達の物にするっt..」


マーダー「あ"ーー兄弟そろそろ
見回りの時間だったよなそうだよな？」


ファントム「おっとそうだったな！
ニンゲンがいたら捕まえて コロ さなきゃ！」ｼｭﾝｯ

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