ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】

570:食後の一杯はカラスにお任せ ページ20

A side




パピルス「ニェッ？ダメか？
いい考えだと思うけど、」ｺﾃﾝ


サンズ「あーーーパピルス、気持ちは分かるが、
泊まるんならよ、
兄ちゃんの部屋からでも十分警護出来るぜ？」



シロ「そうしろ骨弟。
A様にはゆっくりとお休み頂かなくては、
我々と違ってニンゲンの体力なのだからな！」



『...ふぅ流石に吐きすぎて
貧血通り越して意識がブチブチしてきたけど、
とりあえずコーヒー飲みましょう。』
ﾌｷﾌｷ



サンズ「お前それ半分他界しかけてんだろ。」



パピルス「ニェーッ、A大丈夫か？」



パピルスは心配そうに私の前に屈んで
顔色を見てくる。


『..フフっ、そんな顔しないでパピルスさん。
ちょっと疲れただけですから大丈夫です！
さ、冷めない内にどうぞ。』ｽｯ


パピルス「ありがとうA！」




シロ「ふん、
A様へ心を込めて淹れたコーヒーの
(ついで)に淹れてやったんだ！
ありがたく飲むがいい。」




サンズ「イラつく程ふてぶてしい態度だが、
このコーヒーはうめぇな。」ｽﾞｽﾞｯ



シロ「当然だろ！我が主人はコーヒー中毒で、
普段はご自分で淹れているが、
多忙なご様子の時は
私が継ぎ足し用のコーヒーを用意したりしている。

まぁ主人は私が継ぎ足ししてても
気づかないまま飲んでいらっしゃるがな！」ﾌﾌﾝｯ




パピルス「んー確かにうまい！
シロはコーヒー作るの上手なんだな！」ﾆｶｯ


サンズ「継ぎ足されたコーヒーに
何の疑問も抱かず飲めるアイツがスゲェな。」




『リーパーさんの家、
本当にコーヒー豆大量にありますからね。
自他共に認めるコーヒー中毒です』



...うん、あの家って何もしてなくても
コーヒー豆のいい香りが充満してるからな、

本当、よくあんなに飲んでて
骨の色が黒くならないもんだよ。



『....うん、とっても美味しいよシロ。』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ



シロ「ありがたき幸せ！
A様は本当にお優しい...」ｷﾗｷﾗ




サンズ「...お前よく、
んなデカイ鳥をいい子いい子できんな?」



『.....んー、シロだからいいかなって。』



シロ「正直
この姿で頭を撫でられるなんて思いませんでした！
...姿形で判断しない

A様は真の女神様です！！」




パピルス「ねーサンズ、
俺様ずっと気になってたんだけどAってさ、
本当は女神様なのか!?」ﾋｿｯ



サンズ「安心しろ兄弟。
Aはニンゲンだぜ、
それはカラスワールドでの話だ。」

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