526:彼の弟は1ヶ月毎に変える ページ26
NO side
ーーープルルルルルーーーー
ーーーープルルルルルーーーー
***「はいもしもーし、
っなんちゃって!
残念ながら俺様はおねんね中だ!
っと言うか電話してるお前も
夜更かししてないでもう寝なさい!
ちゃんと寝ないと体に毒だぞ!
あ、でも伝言あるなら入れといてね!
ブーッて言ったらだぞ!
ーーーーピーーーーッーーーー」
サンズ「hehe、
相変わらずお前のメッセージセンスは
抜群だな兄弟。
一応言っとくけどよ、
毎月メッセージを変える必要はねぇんだぜ?
あーそれと本題なんだが、
Aのヤツ戻ってきたぜ、
だからもうビラは剥がしてやってk..」
パピルス「え!?A見つかったのか!?」
デカボイス
サンズ「ヴッ...起きたのか兄弟
携帯のスピーカーが
聞いた事ない位バリバリしたぜ。
あぁ、さっき帰ってきたら家に居たよ。
聞けばトラブルに巻き込まれて
別の世界に飛ばされちまってたらしいぜ?
まぁ本人は元気そうだから安心してくれ。」
パピルス「そ、そうか!あー良かっ....」
サンズ「....??...パピルス?」
パピルス「....グーーッ....グーーッ...」
サンズ「...hehe..いい夢をな兄弟...」ピッ
パピルスは寝ぼけて電話を取ったらしく、
安心したかと思ったらそのまま寝てしまっていた。
それを察したサンズは目を細めて優しく囁くと、
携帯を切り、ふとかけていたメガネを外した。
サンズ「...あーさすがにチッと疲れてんな、
目のピントが合わねぇ。」グッ
彼はここ数日、昼夜問わず仕事に追われていた。
その疲れもあるが、
Aの突然の帰宅に安堵して出た疲れもあるのだろう。
サンズは椅子に腰を下ろすと
指を目頭に当ててため息をついた。
サンズ「...he、気が付かねぇ間に
オイラも相当疲弊してたんだな、情けねぇ。
...ま、
資料はあらかたラボで作ってあっから
今日はもう止めとくか。」
サンズはそう言うとパソコンを消して
テーブルに置いてあったグラスにトマト酒を注いだ
サンズ「...しっかしAのヤツはなんで
あーもトラブルに巻き込まれちまうんだかな。
...」
ソファと同化したサンズは1人そう呟きながら
赤い酒の入ったグラスを見つめて、
いると思ったが
サンズ「.......グーーッ...グーーッ...」
相当疲れが溜まっていたようで
サンズは一口酒を飲んだ後、
そのままスヤスヤと寝てしまった。
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璃奈の気まぐれ落書き部屋(プロフ) - パッピィィー!!あ゛あぁー!!可愛すぎだろぉー!? (2022年11月24日 21時) (レス) @page45 id: 63d2832961 (このIDを非表示/違反報告)
これはお咲さん - 普通にパッピがイケメンなんだよぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ" (2022年11月24日 7時) (レス) id: 3b1cb8dcad (このIDを非表示/違反報告)
りるらる(プロフ) - 更新頻度早くていつも毎日毎日が楽しみになっています!これからも読ませて頂きます! 頑張ってください! (2022年11月24日 1時) (レス) id: 73de3575bd (このIDを非表示/違反報告)
おめめ(プロフ) - パッピ…髪の毛ないけど(からこそ)三角巾付けてて欲しいぃ…!てぇてぇです(半泣) (2022年11月24日 0時) (レス) @page42 id: fbb04e1f70 (このIDを非表示/違反報告)
ロイド・ナルハ(プロフ) - パピちゃん…ホントにパスタのこと言おうとしてたん……?いやでもパピちゃんの事だ本当にパスタのことかもしれん…どちらにしろ可愛い…… (2022年11月23日 22時) (レス) @page41 id: a0fdd2e6b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年11月7日 8時