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それから、また季節は巡り巡った。




「ふぅ……。そろそろ私も審神者就任4年目か。」




最初の時は、太刀とか大太刀とか出なくて大変だったなぁ…。
初期刀の山姥切とか、短刀ばっかり育っちゃって。





でも、あの時……髭切は現れてくれた。





ー源氏の重宝、髭切さ。君が今代の主かい?、宜しくね。ー





多分、私の顔は緩んでいたと思う。





だって、その瞬間に『嗚呼、綺麗だなぁ。』なんて思ったのだから。





いつも笑顔が絶えなかった。それに、私を側で支えてくれた。
忽ち、髭切の経験値は上限まで達した。私も手を叩いて喜んだし、宴会も開いた。




嗚呼、でもこの時か。




___________________________


______________



秋田「み、皆さん!今、顕現された刀剣が…!」



宴会が始まり、場の空気も和やかになった時、スパンと障子が開かれた。



髭切「主、行っておいで。」



髭切は、いつも通りの笑顔で手を振り、私を鍛刀部屋へ送り出した。そう。いつも通り。




この時までは、ね。




鍛刀部屋に着くと、見覚えの無い刀が一振り、丁寧に置かれて居た。
その刀の上には、小さな文字で『太刀』と書かれている木簡が置いてある。




秋田「誰、でしょうか…?」




「……まだ顕現していない太刀は沢山居るしなぁ…」




そう。



この本丸には、山伏と燭台切、髭切しか顕現されておらず、秋田の兄であり、御物の『一期一振』や同じく御物の『鶴丸国永』、『鶯丸』、その他諸々の刀剣が顕現されていなかった。



「まぁ、やってみよう。」



刀に手をかざすと、パアッと光が私を包んで、やがね桜がふわりと舞った。



膝丸「_________源氏の重宝、膝丸だ。此処に兄者は居るか?……と、今代の主は貴方か。宜しく頼む。」



色素の薄い薄緑と、髭切と同じ金色に輝く瞳。




これが、噂の…





「膝丸…」




私は、またも思ってしまった。



「綺麗、だなぁ」



…まるで、口説いている見たいでは無いか。





膝丸「あ、主?どうした、?」




膝丸は、『綺麗』と言う言葉には反応しなかった。




きっと、言われ慣れているのだろう。




源氏の重宝なんだから、『綺麗』なんて当たり前、だよね。




と、鍛刀部屋の入り口から不満そうな声が響く。




髭切「遅いよ、ある………ぇ?」




膝丸「…!、兄者っ、!」




普通は、暖かくなる空気を感じるのだろう。が、私には冷たい空気が頬を刺すようにしか思えなかった。

7→←?


ice loyal milk tea and brother

伊達組


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設定キーワード:刀剣乱舞 , 源氏兄弟 , ヤンデレ   
作品ジャンル:その他
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ももいちご。(プロフ) - イベント参加ありがとうございます! 読み手としては、背景が赤や青だと刺激色なので少し薄めにするか、文章でサイコパスを出すのがいいと思います。更新頑張ってください! (2019年1月10日 16時) (レス) id: ade25ba987 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ@毒占欲の人 - コメントお待ちしております。 (2019年1月9日 23時) (レス) id: 8c76c836b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるくてぃ | 作成日時:2019年1月4日 13時

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