【文スト】式神？いいえ、侍です【銀魂】

幕間＿＿＿3人 1 ページ46

〇月△日 報告書

芥川殿が迅速に人虎を捕えられるよう、私は偽の依頼で式神達を呼び出した。


彼らには飛行能力がある。それを使われては面倒だから、芥川殿は私にそれを命じたのである。


誰やお前、アレ？1話飛ばしたかな？と思っている諸君。目次に戻るな、飛んでない。


私はポートマフィアの


｢隊長ォォォ！ターゲットが来ました！｣


おっと、部下が戻ってきた。


｢来たのは良いのですが……3人しかいなくて｣

｢何？｣

｢白髪とロン毛とアホ毛しかいません｣


高杉晋助が居ない。


｢ふむ……奴らは不仲だと聞く。高杉だけハブられて後ろを1人で歩いてるとかそんなカンジじゃないのか｣

｢いえ、どの見張りに聞いても見ていない、と｣


……まぁ1人なら芥川殿なら抑えられるだろう。


｢怪しまれないように倉庫内に案内しろ｣

｢はっ！｣


この任務を遂行すれば、私は70億に貢献したことになり、出世コース間違いなし！


倉庫内に、3人が入ってきた。


｢……来て頂いてありがとう。私が依頼人の｣


ｶﾞｯｼｬｰﾝ！！


｢あ、ゴメン。鉄パイプの山崩しちゃった。キレイに積まれてあったからつい｣


アホ毛……


｢で、なんの依頼なの。こんな薄気味悪いとこ呼び出すなんざお前、やばいことでもしてんの？悪いけどうち探偵社だから。白い粉運ぶとかやらないからね｣

｢ふん、そんな不名誉なこと誰か頼むか｣


私は黙って合図を出す。


部下が3人の周囲を囲み、銃を構える。


｢テメーら……ポートマフィアか｣

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