ヨコハマ ギャングスタア パラダヰス1-1 ページ42
｢すンませんでしたッ！｣
敦の前に座った谷崎が、思いっきり頭を下げる。
｢試験とはいえ、随分と失礼なことを……｣
｢あ、いえ、いいんですよ……｣
｢タニザキ何したの？俺の代わりに面白いこととかしてないよネ？｣
｢してませんよ神威さん！｣
『いやいやぁ、なかなかに面白かったよ？ねー銀時』
｢おー、録画しておいて良かったなァ｣
｢なんてことしてくれてンですか！消してくださいそれ！｣
｢おい谷崎も銀時も少しやかましいぞ。店の中だ。
小僧、貴様も今日から我が探偵社一隅。故に周りに迷惑を振りまき、社の看板を汚す真似はするな｣
｢あの給仕さんに、死にたいから首絞めてって頼んだら答えてくれるかなぁ｣
｢私でよければいつでも絞めてあげますよ、ただしお店のツケを払ってからですけど。ハイ卵焼き｣
｢あ……うん。ありがとうお妙さん……｣
太宰の前に置かれた黒い物体を見て、敦は｢卵焼き……？｣と声を漏らす。
｢あの女の料理だけは絶対に食べるなよ、マジで記憶飛ぶから。しかもあいつゴリぐふぉっ！｣
｢あら銀さんごめんなさい。手が滑っちゃいました｣
銀時の頭に突き刺さるフォーク。更にお皿が数枚飛んでくる。
｢え、えーと、改めて自己紹介すると、ボクは谷崎で、こっちが｣
｢妹のナオミですわ！｣
ぎゅーっと谷崎に抱きつくナオミ。
そして色っぽい笑みを携えて
｢兄様のことなら何でも知ってますの｣
そう言って彼の服の中に手を忍ばせる。
｢兄妹ですか……ホントに？｣
冷や汗を流す敦の肩を国木田がぽんと叩く。
(こいつらに関して深く追求するな)
(あ、はい)
『私は昨日言ったからもういいよね。こっちのロン毛がヅラで、アホ毛が神威』
｢ヅラじゃない桂だ｣
｢ヨロシクネ｣
｢はい、よろしくお願いします。Aちゃん、式神がたくさん居るんだね……｣
『あは、流石にこれ以上はいないけどね』
｢これ以上増えたらマジで食えなくなるからな｣
｢てめェの甘味の所為でな｣
｢おめーのヤクルコもだろうが！｣
いつもの口喧嘩を始める銀時と高杉。仲裁はとうに諦めたA。
ヨコハマ ギャングスタア パラダヰス1-2→←幕間＿＿＿神威
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風寧 - Юрияさん» ありがとうございます！これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2019年6月15日 20時) (
レス) id: 20b2ea3bbd (このIDを非表示/違反報告)
Юрия(プロフ) - どっちも大好きなアニメで読んでいて、とてもニヤニヤしてしました！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年6月15日 17時) (レス) id: f4565d370d (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - 筑最さん» ありがとうございます！多そうで意外と少ない(？)組み合わせだと思ったので合体させちゃいました笑 更新頑張ります！ (2019年6月11日 21時) (レス) id: 7e3874af1e (このIDを非表示/違反報告)
筑最(プロフ) - うわー好きなやつが合体しちゃったよー嬉し過ぎて泣きそうだよーこれからも頑張って下さい。 (2019年6月11日 0時) (レス) id: 27d7716bc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風寧 | 作成日時：2019年5月26日 0時
