検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:130,268 hit

人生万事塞翁が虎2 ページ31

「死んでんじゃねェのか」

「銀時君!ついに君も入水の素晴らしさに気付いてくれたのだね!男と心中はごめんだけど!」

「誰が入水なんざするかコノヤ、ゲホゲホッ!」


水をたくさん吸ったのかむせる銀時。


『……何がどうなったらこんな穏やかな川で溺れるワケ』

「……はい、回想シーン入りまーす」

「誰に言ってんだてめェ」


☆―――――☆―――――☆
窓から銀時と神威が飛び出した直後、空中にて。


「ギントキ〜〜遊ぼ〜〜」

「あ?てめーの遊びって殺し合いだろうが、やらねーよ」

「俺は強い奴と戦いたいだけだよ……でもここ最近平和な依頼しか来ないし、今回のだって……」


ぶつぶつと愚痴を呟きながら拳を振り上げ、突っ込んでくる神威。


銀時はそれを避け、木刀を抜く。もつれあっている内に、河原で乱闘が始まってしまった。


暫く交戦が続いて


「何してるんですか?楽しそうですね。ぜひ私も混ぜてください」

「……しょ、松陽……」


にこにこ顔の松陽が立っていた。


「おや、1人逃げちゃいましたか」

「ん?……あ、神威ィィィ!」

「どこ行くんですか、銀時。私も混ぜて欲しいと言ったでしょう?」

「いや、その……」
☆―――――☆―――――☆


『で、問答無用で殴られてこうなったと?』

「ったく、松陽は手加減ってモンを知らねーのかよ」

「てめェのような輩に手加減なんざ必要ねェだろ」

「やんのかテメェ!」


銀時と高杉が睨み合っていると、川の反対側から国木田の声がした。


「そうだ、良いことを思いついた、彼に奢ってもらおう」

「はぁ!?何を勝手なことを言っているんだ太宰!」

「太宰?」

「私の名だよ……私の名は太宰……太宰おs」

『あーあ、銀時びしょ濡れじゃん。着替えてきたら?』

「いや、国木田が奢ってくれるんだろ、俺もたかりに行く」

「被せないでくれるかな!?」

『私、櫻木A。こっちは銀時と晋助。よろしくね』

「無視しないで!?」

人生万事塞翁が虎3→←人生万事塞翁が虎1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
設定タグ:文スト , 銀魂 , 高杉晋助   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

風寧 - Юрияさん» ありがとうございます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします! (2019年6月15日 20時) (レス) id: 20b2ea3bbd (このIDを非表示/違反報告)
Юрия(プロフ) - どっちも大好きなアニメで読んでいて、とてもニヤニヤしてしました!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年6月15日 17時) (レス) id: f4565d370d (このIDを非表示/違反報告)
風寧 - 筑最さん» ありがとうございます!多そうで意外と少ない(?)組み合わせだと思ったので合体させちゃいました笑 更新頑張ります! (2019年6月11日 21時) (レス) id: 7e3874af1e (このIDを非表示/違反報告)
筑最(プロフ) - うわー好きなやつが合体しちゃったよー嬉し過ぎて泣きそうだよーこれからも頑張って下さい。 (2019年6月11日 0時) (レス) id: 27d7716bc4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:風寧 | 作成日時:2019年5月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。