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confusion ページ5

次の日から皆が変わった

「桜咲、哉実を殴ったらしいぜ?」

「え、マジで?」

朝からそんな言葉ばかり耳にする

なんでや。

ボク何もしとらんのに。

「…、桜咲君ちょっといいですか?」

『………おん』

突然後ろから声がし振り向けばテツヤが居った
言われるがままについていけばそこは体育館裏やった

「……最低ですね。桜咲君」

『……なして?』

「信じてたのに…。」

なして自分にそないなこといわれなあかんの?

あれ、ボクほんまに何かしたんやろか

「哉実さんから聞きました。ボク達に嫌がらせをしてたのは桜咲君だと」

は?

「無言じゃわかりませんよ。それとも肯定として認めましょうか?」

『ちゃ、ちゃうッ!! ボクそないなことしとらん』

「……は、どうだか」

なして信じてくれへんの?

「とりあえず、一発くらってくれませんか? 凄くイライラするので」

そう呟きいつも無表情な顔を珍しく歪め此方を睨んでくるテツヤの手にはバスケットボールがあった

『…』

流れてきにイグナイトっぽいけど、よけたらややこしくなりそうだから目を瞑って痛みに備える

「は、避けないんですね。 罪滅ぼしのつもりですか?」

テツヤがそう呟いたとき確かにボールを打つ音が聞こえたのに。痛みは来なかった

何、や…?

恐る恐る目を開くと目の前には赤い髪が会った。

『せ、い?』

「何をやっているだ。黒子」

見慣れた赤と聞きなれた声に内心安心しつつ目を見開く

何で自分がこないな所に居るんや。

「…何って、悪者退治です」

「……黙れ。」

征のその声でこの場の温度が下がった気がする。

「……今回は見逃してやる、今すぐ此処から居なくなれ」

テツヤはそう聞くとボクを睨んでからこの場を去った

その最中、征が此方を向きボクを抱き締めた。

『せ、い、征。どないしよ。ボク、ボクッ』

征の匂いに安心し相手の肩に顔を埋める

「大丈夫だよ。何も心配するな」

『お、ん』

今はまだこのままで。


confusion
(戸惑い:手段や方法がわからなくてどうしたらよいか迷うこと。)

with murderous intent→←the starting point


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設定タグ:黒子のバスケ , badend , 嫌/われ   
作品ジャンル:アニメ
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ゆなゆな☆ - めっちゃ面白かったです!更新頑張ってください! (2014年3月13日 15時) (レス) id: bd00f33fbd (このIDを非表示/違反報告)
赤司LOVE(プロフ) - 面白いです!! 早く続きが気になります…!! これからも頑張って下さい! (2013年3月7日 20時) (レス) id: 20be5cbfa6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:此瀬 | 作成日時:2012年12月18日 21時

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