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貴女side
みんな覚えてくれてたのか
さっきからいろんな人から
お誕生日おめでとうってLIMEがくる
おめでとう…なのかな、微妙
不思議な感覚
去年まではずっと彼がお祝いしてくれてたのに
今では1人ポツンと病院だ
そんなことを思っていると電話が鳴る
爆豪くんだ
貴「…はい」
爆豪『テメェ今どこにいんだよ
事務所いねえじゃねえか』
彼は今私の事務所の前に来てるらしい
貴「あー…今そこいないよ」
爆豪『テメェへのプレゼントかなんかで
トラック2台止まってんぞ、早よ受け取れ』
プレゼント…そんなあるのか
ありがたい話だよまったく
爆豪『…で、テメェ今どこだ』
貴「えーっと…『検査行きますよ！』」
ガラガラと扉が開いたと思ったら
さっきの慌ただしい看護師さん
マズい
爆豪「…病院だァ？」
ほらバレたじゃないかあなたのせいで
貴「ごめん切るねバイバイ！」
ブチっと切って看護師さんについて行く
貴「…このままずっと病院生活なの？」
看護師「先生に聞かないと何とも…
零蘭さん…神野先生からちゃんと見張って
置くよう言われているんです！
暴れたりしないでくださいよ？」
貴「しませんよそんなの」
そうして2時間の検査ののち
病室に戻ると…
爆豪「…どう言う事だテメェ」
轟「…説明してくれ、A」
轟くんの声は震えている
貴「なんで…ここにいるの………」
言葉がそれしか出てこない
彼らの顔は引きつっていて
きっと私も引きつっているのだろう
看護師が出て行って3人になる
その瞬間
爆豪「！！！」
轟「A！やめろ！！」
私は爆豪くんに飛びかかっていた
点滴のスタンドが倒れて大きな音が響く
轟くんは私を後ろから剥がそうとするが
私も絶対に爆豪くんから手を離さなかった
貴「黙っとけって…言ったよね
何…してくれてんの…？」
思い切り彼を殴った
分かってる
爆豪くんが…私のことを
彼のことを思って
言ってくれたんだってこと
でもやっぱり
彼がそんな辛そうな顔をしてるのを見て
今まで私が嘘ついて来た時間が
無駄だったってことを
認めたくなかったんだ
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kamakura(プロフ) - 感動ストーリーの域じゃないっすよ？！←褒めてます。めちゃくちゃ泣きましたもん。やっばかったです……ありがとうございます！！ (2022年7月28日 17時) (
レス) @page34 id: c5075f2fef (このIDを非表示/違反報告)
白霧 - 普通の女の子になりたかった。の方から続けてまとめて読ませていただいたのですがもうほんとすごくて……。Kのところめちゃくちゃ泣きました。 (2021年10月6日 17時) (レス) @page34 id: e728b470e2 (このIDを非表示/違反報告)
星雲1234 - タオル一枚、無駄にまりました。・・・・・ (2020年5月29日 10時) (レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
星雲1234 - まじで、泣いた。目が崩壊するほど、泣きました (2020年5月29日 10時) (レス) id: 419f5d1b3e (このIDを非表示/違反報告)
Mona(プロフ) - 愁さん» 最後までご愛読ありがとうございました！よろしければ他の作品も見てあげて下さい(^○^) (2020年1月12日 21時) (レス) id: bb0d022ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mona
x他1人 | 作成日時：2018年10月20日 19時
