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次の日の朝。
あと5日しかない命。
分かってる……分かってるけど…っ。
『おい！Aっ、病院行くぞォ！』
「はっはい！只今！」
私達は家を出た。
此処は少し栄えた市街地沢山の衣類や飾り物が置いている。
いつもは綺麗ですね、とか言いながら歩くけれど、今回はそれどころじゃない。
「……………。」
『病院怖いのかァ？』
「…………っ！」
「…怖くなんかありませんっ！」
馬鹿にするような顔でこっちを見る師範。
「……早く行きますよっ！」
つい意地を張って、グイッと師範の手を引っ張る。
『お、おま、ちょ待て！』
人混みの中で、意地になって走ってしまった。
考えたって意味は無い
精一杯残りの時間を過ごそう
と心の中で誓った。
.
『でけぇな。』
「そうですね、」
『お前1人で待てるんか？』
「待っ待てますよ！」
『市街地でいいおはぎを見つけたんだよォ、』
「あ、はい、行ってらっしゃい、」
『おう。』
ビュンっと光の速さで、師範は消えた。
「どんだけおはぎ好きなん…。」
ぶつぶつ言いながら病院へ入った。
.
.
30分後
「如月Aさーん。」
「あっ、名前呼ばれた。1人って意外と寂しいもんなんだな…」
「はい…。よろしくお願いします。」
看護師さん達は一斉に目を合わせて驚いていた。
「…………。」
そうだよね、うん。
.
どうせ結果は分かってる。
先生「残念ながらもう貴方は……。」
「はい。分かっています。」
先生「…………。」
「5日ほどで亡くなるんですよね？」
先生「はい……。」
先生は小さな声でそう呟いた。
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むいくん大好き人間 - とても泣けました！私、涙もろいので、こういうお話すぐに泣いちゃうんですよ。 ゆらぎさん、新作、できるの楽しみにしています!!頑張って下さい!! (2021年4月29日 22時) (
レス) id: 585e9768a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - 名無しさん» すいません、過去編終わって、夜だからまだ三日あるので、三日にしときました！ご指摘ありがとうございます！ (2020年1月27日 22時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 最新話かあと三日になっています (2020年1月27日 6時) (レス) id: a5eb40352a (このIDを非表示/違反報告)
ゆらぎ(プロフ) - ヒナさん» そう言っていただき嬉しいです！ありがとうございます！！！ (2019年12月30日 23時) (レス) id: 0f4d6815a6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - あれ、涙が( ノД`)…とても良いお話しっ！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年12月30日 23時) (レス) id: fe45ff59f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆらぎ | 作成日時：2019年12月14日 19時
