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第一章『誓約と契約』【1】 ページ5

「―――――・・・っぁ・・・」

 皮膚に刺さった牙の感覚に、瑠璃は僅かに眉根を寄せると、喉からは微かに声が漏れ出しまう。

 それは、刹那の出来事で、瑠璃の腕からスリーピーアッシュはすぐに顔を上げると、牙から滴った血を味わうように舌で舐めとり―――――。

 ―――――今度は自分の左腕に噛みつくと、流れ出してきた自身の血を、牙を立てた瑠璃の腕に垂らしたのだ。

 ―――――爛潺好肇譽広瓩筏朷豕瓦凌秦帖宗宗宗宗

 両者の血が混ざりあう事により、ミストレスの腕には狎戚鵑両抬瓩現れる。

 真紅のリング―――――その中心には気箸いκ源が刻まれていた。

「・・・とりあえず、これでひとまずは問題ねぇだろ」

 瑠璃の腕に現れたリングを一瞥し、スリーピーアッシュが言う。

『―――――いま、この時を持って爛潺好肇譽広瓩肇好蝓璽圈璽▲奪轡紊劉犒譴寮戚鶚瓩老襪个譴拭それじゃあ、一先ずこの場は幕引きとしようか』

と―――――『力』が言うと手にしていたケーキの蝋燭の火が揺らめき、

「・・・・・―――――?」

それを合図とするように瑠璃の意識はまた闇に沈んでいく。

 蝋燭から伸びた煙は『Pledge』と文字を浮かび上がらせていた。

「―――――・・・はぁ―――外の世界にまた出る事になるなんて向きあえねー・・・」



 意識を失って倒れ込んでしまいそうになった瑠璃の身体を抱きとめ、スリーピーアッシュは呟く。

 けれど、こうして目覚めて『誓約』を結んでしまった以上、自分だけここにまた残るなんてことは出来ないのだ。



「・・・まぁ、とりあえずは・・・気ままなノラ生活をやるとするか」

 

 幸いなことにこの『誓約』には距離の縛りはない。

 だが、狆抬瓩ある限りは瑠璃の居場所を知ることは容易である。

 時折、彼女の様子を見るようにしていれば問題はないだろう。



 ―――――こうして引きこもりの吸血鬼は外の世界に出ていくこととなり。

 ―――――爛潺好肇譽広瓩鉢狢嫗騰瓩竜朷豕瓦再び会う事になるのは、彼がノラから犹瑤で瓩砲覆辰浸の事である。

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マユ(プロフ) - ルルさん» とても嬉しいコメント、有難う御座います! 現在、最新シリーズでは原作の二巻をベースに執筆中な為。傲慢組や強欲組の登場はまだ先になってしまうと思うのですが・・・。私も彼らとの話は書きたいと思っているので・・・。気長にお付き合い頂けたら幸いです! (2018年4月27日 22時) (レス) id: 6997652f0b (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - すごく面白かったです!傲慢組や強欲組との絡みもどうなるか気になりました! (2018年4月27日 20時) (レス) id: f9398f263f (このIDを非表示/違反報告)
マユ(プロフ) - AAAさん» こちらこそ、ご丁寧に有難う御座います。 (2018年2月20日 23時) (レス) id: 6997652f0b (このIDを非表示/違反報告)
AAA - 返信ありがとうございます! (2018年2月20日 22時) (レス) id: ad871f5681 (このIDを非表示/違反報告)
マユ(プロフ) - AAAさん» AAAさん、コメント有難う御座います!面白いと仰って頂けてすごく嬉しいです! シリーズはパート4まで掲載中です♪続編を見るから、次のシリーズに飛べますのでどうぞよろしくお願い致します! (2018年1月15日 21時) (レス) id: 6997652f0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱臣繭子 | 作者ホームページ:http://id28.fm-p.jp/14/Neovenetsia/  
作成日時:2017年5月21日 21時

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