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第一章『誓約と契約』【1】 ページ4

『無意識にせよ、彼女を招き入れたのは、君自身だよ。スリーピーアッシュ。だからボクは彼女をここまで連れて来たんだ。―――――爛潺好肇譽広瓩任△詒狃を』

「・・・無理に起こすような真似をしてしまってごめんなさい。でも、私を招き入れたのが貴方だというのなら教えてほしい。爛潺好肇譽広瓩辰動貘里匹ΔいΠ嫐なの?」

 あくまでも、瑠璃が知っているのは、件の都市伝説のみ。

 『力』が答えてくれないのならば、彼に聞くしかないだろう。

  そう考え、謝罪を口にしたうえでスリーピーアッシュに尋ねかけたのだが、

『爛潺好肇譽広瓩辰討いΔ里蓮吸血鬼にとっては魅惑の血を持つ者であり、吸血鬼の真祖の牴峅猫瓩飽戮蠅┐訛減澆任發△襪鵑世茵

「・・・吸血鬼の真祖の・・・牴峅猫瓠」



 ―――――まさか、爛潺好肇譽広瓩箸いΩ討嗅召法△修鵑憤嫐があったとは。

 ここに来て、漸く『力』が話してくれた『真実』は思いもよらないものだった。


戸惑いの表情を浮かべる瑠璃からスリーピーアッシュは気まずそうな顔で視線を逸らすと、

「・・・まぁー・・・なんつーか・・・オレはあくまでも心優しい引きこもり吸血鬼・・・? だからな。・・・無理強いなんてめんどくせー事はするつもりはねーよ」

『でも、このまま、彼女を還しちゃったら他の下位吸血鬼(サブクラス)から狙われちゃうよ。だから、とりあえず、『誓約』だけは結んだ方がいいんじゃないかな』

 何処から取り出したのか、丸いケーキに蝋燭を立てながら『力』が言う。

「―――――・・・『誓約』?」

「・・・めんどくせーけど、仕方ねーか・・・」

 『力』の言葉に、スリーピーアッシュは眉を寄せると、一体何をするつもりなのか? と目を瞬かせた瑠璃の左腕を取り―――――

「・・・そういえば、まだ名前を聞いてなかったな」

「え? あぁ・・・私の名前は瑠璃。瑪瑙瑠璃よ」

 真紅の瞳がこちらを一瞬捉え、

「・・・―――――瑠璃か。少し痛いかもしれないけど、我慢しろよな・・・」

 その言葉と共にゆっくりと牙を突きたてたのだ。

第一章『誓約と契約』【1】→←第一章『誓約と契約』【1】



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マユ(プロフ) - ルルさん» とても嬉しいコメント、有難う御座います! 現在、最新シリーズでは原作の二巻をベースに執筆中な為。傲慢組や強欲組の登場はまだ先になってしまうと思うのですが・・・。私も彼らとの話は書きたいと思っているので・・・。気長にお付き合い頂けたら幸いです! (2018年4月27日 22時) (レス) id: 6997652f0b (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - すごく面白かったです!傲慢組や強欲組との絡みもどうなるか気になりました! (2018年4月27日 20時) (レス) id: f9398f263f (このIDを非表示/違反報告)
マユ(プロフ) - AAAさん» こちらこそ、ご丁寧に有難う御座います。 (2018年2月20日 23時) (レス) id: 6997652f0b (このIDを非表示/違反報告)
AAA - 返信ありがとうございます! (2018年2月20日 22時) (レス) id: ad871f5681 (このIDを非表示/違反報告)
マユ(プロフ) - AAAさん» AAAさん、コメント有難う御座います!面白いと仰って頂けてすごく嬉しいです! シリーズはパート4まで掲載中です♪続編を見るから、次のシリーズに飛べますのでどうぞよろしくお願い致します! (2018年1月15日 21時) (レス) id: 6997652f0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱臣繭子 | 作者ホームページ:http://id28.fm-p.jp/14/Neovenetsia/  
作成日時:2017年5月21日 21時

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