義兄なんて断固拒否【ブルーロック】

非合理的 ページ15

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『蜂楽くんのドリブルすごい……本当に踊っているみたいだ…』






ノアとのミーティングを済ませ、やることも無くなったということで自室に戻ることにした。



選手と同じ浴場を使う訳にも行かないため、ある程度の設備があるこの部屋は一人暮らしにもってこいだと思う。




お風呂上がりで髪も少々湿っているがそんなのどうだっていい。



今は他の国へ行った青い監獄のプレーを見ていたい。




すごいなすごいな〜！なんて1人感動しているとドアが開き男が1人入ってきた。






「邪魔するぞ」




『……ノックは』




「したが返事がなかった」







さも当然かのように答える恋人に頭を抱えたくなる。



デリカシーに欠けるなぁ……








『何の用ですかー？』




「さっき言ったろ。後で部屋に行くって」




『言ったっけ』




「言った」






確かに言ってたかも……なんて思い出しているとミヒャの大きくて白い手が髪に伸びてくる


そのままひと房取ると呆れたようにため息をついた。






「またドライヤーを後回しにしたな？」




『あっ、えーっと……うん、はい……後回しにしました』

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