キミはあたしのモノッスよ (ページ18)

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番外編呼び方 3 ページ18

『ゲラード！！』

そう叫んだ直後だった、いや、もしかしたら呼び終わる前かもしれない

｢A！！｣

涙を零しながら抱き着いてくるゲラード
訳を聞いてみると
｢Aを怒らせたのかと思ったんです...そう考えたら、ひっ、お兄様がっ、きっと困るし何より、ｳｩｯ私に会いに来て下さらないかもしれないって.........思ったら怖くてぇ～｣

なんてついには号泣しながら抱き締めてくる.........ほんとにあなたは素敵な子
『ゲラードったら、私があなたを嫌うだなんて有り得ないよ！あれは、ゲラードにあそこまで言われて恥ずかしかっただけ、凄く嬉しかったの...ねぇゲラード、私本当にあなたが好きよ？』

さらに泣いちゃった、私も強く抱きしめ返すと.........

｢ちょっとちょっと～、あたしだけ仲間外れッスかぁ～？？｣

『ひゃっ、ニア！重いよ！』
ニアが飛びかかってきた.........

｢ふふっ、もう...お兄様ったら.........｣

やっぱり、2人が大好きだなんて改めて思う。

そのあとは落ち着いて3人でお昼を食べた
『ゲラード、ああいう時はニアを気にする必要なんてないよ！ほっといていいの！！』

｢今度からは...そうします！｣

そんな事を言ってたらニアが近ずいてきて

ちょっとA、妹にいろいろ吹き込むなッスよ...でないと.........
｢夜が酷いッスよ？キミ抱きしめるだけでも照れるのに.........ねぇ？｣

『ニア！？』

｢もう、お兄様！まだお昼ですよ.........｣

ヘラヘラしながら謝るニア...

『2人とも大好き』

ポロッと零れた一言その言葉に驚いた2人が抱き着いてくるのは少し後のこと.........

呼び方の中には大事な意味が沢山ある
こんな素敵なこと、この世界中の中でどれくらいな人が気付いているのかな.........

番外編終わり