キミはあたしのモノッスよ (ページ11)

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そろそろかぁページ11

｢あたしはいいの、初代妖精王ッスからねぇ｣
『なにそれそんな権限ないし！今はもう違うから元でしょ！もーと！』

こんなこと言ってるけどやっぱりニアが大好きで...困っちゃうなぁ離れたくない...や.........

｢A、こっち向いて｣
『いやよ！ばか』

｢あたしはもう、キミを離しはしないって決めたんスよ｣

『.........ん？それは、どういう』

こと、その言葉は途中で途切れて言えず
私は気を失った
｢A.........あたしを許して欲しいッス...｣

side Gurokishinia

やぁ～あたしsideは初めてッスねぇ～
Aを気絶させて準備も万端！と言ったところで.........ゴミみたいな魔力がちらほら

まあ、それは置いておいて

｢ごめんねぇドロールくん？どうッスかって、んんん？あんなピンク頭いたッスかね？｣

全然ドロールくんの出番はなさそうだ.......

｢彼は最後の最後に来ましたよ、名をゴウセル。どこかで聞いた名ですが...｣

ゴウセル.........まあ、あたしには関係ないし
それにしても...
｢本っ当にゴミみたいなヤツらが多いッスねぇ～一掃しちゃいましょうか！死荊(デスソーン)！！｣

｢死荊(デスソーン)は、光華(サンフラワー)でも排除しきれない害悪を死滅させる為、神樹の遥か上層に生える恐怖の蔦。なにより霊槍バスキアスは、初代妖精王にあたえられたものっ！そんな貴方が何故...っ！初代妖精王...グロキシニア！！｣

あたしの事を知ってるヤツが今どきいるんスねぇ

それにしても

｢随分古い呼び名っすねぇ～、キミらの相手が...あたし達の...｣

傍らに見えるのは多分霊槍...現妖精王.........なるほど～？？

｢伊達に現妖精王ってわけでもないみたいッスねぇ？｣

｢えぇ、彼らの魔力も大分なものでしたよ。ところで、その方はどうするおつもりで？｣