強引な派手柱 ページ36
(宇隨side)
さっきからピンと来ないようでうーん。と
唸ってやがるA。
やっと時透を意識し始めたのか、遅せぇよ、
ったく。祭りの神である俺が一肌脱いでやるよ。
時透の為にもな、、、
宇隨「ほら!グズグズしてねぇで。行くぞ、」
『どこに?』
宇隨「何処って、聞くまでもねぇ、時透の家だ」
『は?いや急すぎるでしょ、、』
困ったように首を傾げられた。
宇隨「思い立ったらすぐ行動だァ!」
『いや、無一郎君だって柱なんだから忙しいでしょ
師範も帰ってこない日が多いようにさ、、』
そう派手に正論をかましてきやがった。
宇隨「時透は休みだ。俺と昨日合同任務だったからな」
『そうなんだ!』
宇隨「だから俺が休みなら時透も然りだ。」
『えぇ。』
宇隨「行くぞぉ!!!」
俺はAを腕に担ぎ音速で走った。
-----------------------------
時透「何?、、、、。A!!、、と宇隨さん。」
不機嫌そうに玄関を開けた時透。
だがAの顔を見て明らかに表情が明るくなった。
オイオイ!俺をオマケみたいに言いやがったな、、
『師範!担がないでって何度もっ!!』
俺の腕でぷりぷりと怒るA。
宇隨「わーったから。そんな怒んなって、」
そう言い下ろしてやった。
時透「、、。所で僕に何か用?」
宇隨「いや、遊びに来た!」
『いや、いや、おかしいでしょ。無一郎君
ごめんね、うちの師範が、、。』
時透「ううん。むしろ嬉しいよ。丁度
暇だったんだ。」
『そうなんだ。』
おっ。いい感じだな。俺はここで、
足音を完全に消し時透亭を出ようとしたが、、
『、、、、師範?何処に行くのかな?』ニコ
”勝手にここに連れて来といて私を置いて帰ろうと
してんじゃねーよ”
という笑顔の圧を感じた。
こいつ、俺の気配に敏感だな、、、。
流石俺の継子だ(((←そこじゃない
宇隨「オレハキュウヨウヲオモイダシタンダヨ」
『休みだって言ったくせにっ!!』
げ、咄嗟に言葉が浮かばねぇ、、
俺ポンコツすぎねぇ?急用なんてねぇだろぉ、、
時透「宇隨さん、帰っていいよ。後でAは
家まで送るからさ、」
そう言ってAを後ろから抱きしめて
ちらりと俺を見てそう言った。
時透!!!!やるなあ。派手派手だァ!!!
邪魔者はここで退散するぜっ!!
ラッキー鬼殺隊員
胡蝶しのぶ
235人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
風花(プロフ) - 朝はパンよりご飯派さん» そうなんですね、勉強不足ですみません。ご指摘いただきありがとうございます (2022年5月4日 17時) (レス) id: de4e4ca07b (このIDを非表示/違反報告)
朝はパンよりご飯派 - アレ?悪鬼滅殺の文字は、柱しか入れられないと思うんですけど。 (2022年5月4日 11時) (レス) @page1 id: 913863b25c (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 自分の性格に合っていて、読んでいて楽しかったです。更新楽しみにしてます!! (2021年10月26日 18時) (レス) id: 7aeb0d2eec (このIDを非表示/違反報告)
佐賀出身の海苔 - 十二話まで下弦の陸の陸が録になっていました。 (2021年10月6日 18時) (レス) @page12 id: 15b86e3eec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:風花 | 作成日時:2021年9月2日 22時