宇髄さんとこの継子は

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(竈門side)


竈門「馬鹿野郎!!馬鹿野郎!!卑怯者ぉぉ！」


竈門「卑怯者！煉獄さんとAの方がずっと
凄いんだ。凄いんだ!!煉獄さんとAは
負けてない！誰も死なせなかった！
戦い抜いた!!守り抜いた！お前の負けだ！
煉獄さんとAは勝ったんだ！
煉獄さんとAの勝ちだ！！！！」

俺は叫び続けた。悔しい。悔しい悔しい。


煉獄「もうそんなに叫ぶんじゃない。腹の傷が
開く。君も軽傷ではないんだ。
竈門少年が死んでしまったら俺の負けになる」

『炭治郎君。もう充分だから、そんなに気を立てない
でよ。ありがとう』

Aは傷だらけの顔を緩ませて微笑んだ。

傷だらけで血塗れの筈なのに変わらず愛らしかった。

竈門「ごめん！ごめんなぁ、俺のせいで！
女の子なのにっ！傷が残ってしまう､､」

『いいの。これは私が頑張った勲章だもん。』

強いな、Aは、

『梅乃。お願い。蝶屋敷と隠に伝達を』

梅乃「ｶｧｰｶｧｰｶｧｰ。了解した。」

煉獄「竈門少年､､和歌月少女おいで」


煉獄「和歌月少女。泣くな。
共闘してくれて有難う心臓に悪い。
無茶をしてくれるな宇隨が泣くぞ。」


『そんな。私が勝手に我慢出来ずに加勢したのに
煉獄さんの言いつけを守れなかったのに、
お礼を言わないで、煉獄さん､､､。』


煉獄「竈門少年。俺は君の妹を信じる。
鬼殺隊の一員として認める。汽車の中で
あの少女が血を流しながら人間を守る姿
を見た命を懸けて鬼と戦う者は誰が何と
言おうと鬼殺隊の一員だ。」

煉獄「胸を張って生きろ。己の弱さや不甲斐なさに
どれだけ打ちのめされようとも心を燃やせ。
歯を食いしばって前を向け！君が足を止めて
蹲っても時間は止まってくれない。共に
寄り添って悲しんではくれない。」


煉獄「俺がここで俺が死ぬことは
気にするな、柱ならば後輩の盾と
なる事は当然だ。柱ならば誰であっても
同じ事をする。若い芽は摘まさせない」


煉獄「竈門少年。和歌月少女。猪頭少年！
黄色い少年もっともっと成長しろ。
そして今度は君達が鬼殺隊を支える
柱となるのだ。俺は信じる。君たちを
信じる。」

そのまま目を閉じて煉獄さんは息絶えた。

煉獄さんは俺たちを信じてくれた。

俺は成長して強くならなければいけない！

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ラッキー鬼殺隊員

胡蝶しのぶ

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