宇髄さんとこの継子は

鬼にならないか？ ページ28

(夢主side)

猗窩座は私と煉獄さんに鬼にならないかと
提案を持ちかけてきた。

煉獄・和歌月『「ならない！！」』

即答だった。鬼になんて死んでもなりたくない！

猗窩座「見れば分かるお前の強さ柱だな、
その闘気練り上げられている。至高の
領域に近い。」

猗窩座「その小娘は柱の1歩手前と言った所か
だが強い。人間である事が勿体無い。」

煉獄「俺は炎柱。煉獄杏寿郎だ」

『私は小娘じゃない！音柱の継子の和歌月Aだ』

猗窩座「俺は猗窩座。杏寿郎。何故お前が至高の
領域に達しないか教えてやろう。」

猗窩座「人間だからだ。老いるからだ。死ぬからだ」

猗窩座「Aと言ったか、人間の女子では
非力だ。限界があるだろう。鬼になれば
男に劣らぬ強さが手に入る!!」

猗窩座「鬼になろう杏寿郎。A。そうすれば
100年でも200年でも鍛錬し続けられる!!
闘える！強くなれる！」

今まで俺が会った中の鬼で、1番鬼舞辻の匂いが強い
俺も加勢しなければ！


『嫌だ！！私は男に勝る強さなんて要らない！
この体だからこそ出来る物もある！
人間は命に限りがあるからこそ価値があるんだ！
炭治郎くんは弱くない！』

俺を庇ってくれた？？

煉獄「老いることも、死ぬことも、人間という
儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ
死ぬからこそ堪らなく愛おしく尊いのだ」

煉獄「強さと言うのは肉体に対してのみ使う
言葉ではない。この少年は弱くない。
侮辱するな、何度でも言おう。俺とお前
では価値基準が違う！俺は鬼にならない！」

煉獄さんまで、､､。


猗窩座「そうか。術式展開!!破壊殺・羅針!!
鬼にならないなら殺す！」


煉獄「和歌月少女!!君は俺の後ろと竈門少年を！」

『わかりました！』

猗窩座「小娘。退け。俺には女を殺す趣味は無い」

『(ひとまず煉獄さんに任せよう。ここは私が
出るべきじゃない。戦況が悪くなりそうに
なれば攻撃を再開しよう。)』


Aは瞬時に判断をして俺の元まで
戻ってきた。

竈門「､､､､。良かったのか？」

『うん。女を殺す趣味はないってさ、
今は煉獄さんに任せよう。』

”私が男だったらな、”と少し悔しそうに俯いた。

・→←上弦の鬼

ラッキー鬼殺隊員

胡蝶しのぶ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す