【鬼滅の刃】夜兎、呼吸取得出来ず苦戦中

９．体質 ページ11

※(と、いう割りには拘束もせず)


煉獄「A！まだ顔が赤い！！座っていなさい！」


『は、はい』


(むしろ心配されてる……)



違和感を感じながらも
寝ていた椅子から降り、素直に座る



胡蝶「Aさん右腕を出してください」


『……はい』


(綺麗な方だ…声からしてこの人が胡蝶)


胡蝶「………………。」


(真剣に手首を触られてる…何を見てるんだろう)


胡蝶「少し失礼しますね」



その後、目やら額やら首やら触診(しょくしん)され、
何をしているのかサッパリ分からず、硬直していると



胡蝶「特に異常は無いですね、顔の赤みは日焼けでしょう」


『今ので状態が分かるんですか？』


胡蝶「私は医学に精通していますので」


(鬼狩りの医師)


『俺が言うのも何ですが、格好良いですね』


胡蝶「…………ありがとうございます」


『？』


宇隨「お前ちゃんと話せたんだな」


『あぁ。お前以外はな』


宇隨(ｲﾗｯ)



無言で宇隨の肩を伊黒が押える



(会議まで俺には近寄れまい)



暫くは宇隨を無視することにした




………
……………



小一時間ほど経ち、飽きていた俺は目の前の煉獄に
興味が湧いていた



(不思議な目……どこ見ているんだろう)

ｼﾞｨ

『…………』


煉獄「…………。」ｶｸ



頭を右に傾けたので
それを真似るよう俺もカクっと傾ける



ｼﾞｨｰｰ

『…………』


煉獄「…………。」ｶｸ



今度は左。……右……左



(鷹のようなフクロウのような目だな)


煉獄「………。」ｶｸ


『……？？』ｶｸ


胡蝶 ﾌﾟﾙﾌﾞﾙ))


甘露寺 「か、かわいい…♡」



自分の後ろを見るが誰もいない



(んん？？)


『こ、胡蝶さん。どうしよ…この方、焦点が合って
ません』


胡蝶「そ、そうですね……体質ですよ」ﾌﾟﾙﾌﾞﾙ))


『そうですか、それは…しょうがないですね』


煉獄 ｼｭﾝ)「よもや……」


甘露寺 ﾊｯ!!(煉獄さんがちょっと悲しそうだわ！！
何か勇気づけないと！！)


甘露寺「わ、私は好きよ！！」


ガタン！！


伊黒「甘露寺！簡単にその言葉を言うんじゃない！！」


ボィーン

甘露寺「え！？ご、ごめんなさいっっ」


(ぼ、ﾎﾞｲﾝ？)



大きな二つの乳房が、隊服から少し顔を見せていた



(え、何アレ……)


『ここ、胡蝶さん、甘露寺さんのアレはその…ほ、本物ですか……？』


胡蝶「あれも一つの体質です…」



わぁお…外って広い。
今日俺は、一つ賢くなりました。

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